お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【FP解説】家計簿の書き方は? 初心者でも簡単に続けるコツ

西田順子

「家計簿をつけて貯金できるようになりたいけど、書き方が分からないし挫折しそう……」という人も多いと思います。そこで今回はファイナンシャルプランナーの西田順子さんに、初心者でも簡単に続けられる家計簿の書き方を解説してもらいます。

「できることなら自分の家計をしっかり把握したい」と思っている人は多いのではないでしょうか? 家計の把握に有効なのが、家計簿をつけること。

でも「面倒くさそう」「やってみたけど続けられなかった」なんて声も、相談者からよく聞きます。

今回は筆者が考えた「これなら誰でも続けられる」というポイントを取り入れながら、家計簿の書き方を解説していきます。

一人暮らしでも家計簿をつけるメリット

「一人暮らしだから家計簿なんてつけなくても……」と思っている人もいると思います。しかし、「思うように貯金ができていない」という人には特に、家計簿をつけることはメリットになります。

家計簿で家計を把握し、計画を立てることで、貯金を増やすことができるかもしれませんよ。

また、将来の金銭管理のためにも、今から家計簿をつけておくことはメリットになります。

年を重ねると、現状では想定していない出費が増えることも多いです。例えば、結婚して子どもが産まれた場合の教育費、マイホームを購入した場合のローン、老後の備えなど。

そうなると、家計を把握してお金を管理する重要性が増してきます。

支出科目が比較的シンプルな今のうちに家計簿をつけて生活費の予算を立てることに慣れておくと、将来支出が増えた時にやりくりする力がつきます。

自分の将来のためにも、今から家計簿のつけ方を覚えておくと良いでしょう。

家計簿をつける前に! まずは「目的」を確認

「なかなか貯金ができない」と言っている人に話を聞くと、「固定費以外はそもそも何にいくら使っているか把握できていない」という人はとても多いです。

このように、お金の流れを把握できていないとしっかり貯金をするのは難しいものです。

家計簿をつけると、支出項目毎にいくら使っているかが分かります。それをもとに「ここが無駄だな」とか「ここを削れるな」と検討することで、計画的に貯金に回す分を捻出できるようになります。

次ページ:初心者でも簡単! 家計簿の書き方(見本ノートつき)

SHARE