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【難読】“ざく”じゃない?「挫く」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「挫く」の読み方です。

“ざく”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「挫く」の読み方は?

「挫」は、挫折、捻挫と書くので、“ざ”という読み方は馴染みがありますよね。

しかし、これに送り仮名の「く」をつけて“ざく”とは読まないんです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“くじく”と読みます。

「挫く」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「挫く」の意味は以下のように解説されています。

くじ・く【▽挫く】
[動カ五(四)]
1 手足の関節などに無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫 (ねんざ) する。「足を―・く」

2 勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを―・く」「出鼻を―・く」

[動カ下二]「くじける」の文語形。

手や足の関節やその周辺を傷める、勢いをそぐといった意味合いの言葉です。「転んで足を挫いてしまった」なんて言いますよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「挫く」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「挫」が使われている言葉から、意味や読み方を想像しやすかったかもしれませんね。

絶対に聞いたことがある言葉だと思うので、漢字も知っておきたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年11月07日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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