結婚後、パスポートの変更手続きはいつまでに必要? やり方を解説
結婚とパスポートの疑問
ここからは、結婚とパスポートでよくある疑問について解説します。
(1)パスポートの変更手続きはどこでできる?
氏名の変更は、住民登録がしてある各都道府県のパスポートセンターの窓口でできます。
(2)変更手続きに掛かる料金はいくら?
パスポートの「記載事項変更」の手数料は、6,000円です。
「切替申請」または「新規申請」の場合、10年用で16,000円、5年用で11,000円となります。
申請内容 |
手数料 |
記載事項変更旅券申請 |
6,000円 |
切替・新規申請5年 |
11,000円 |
切替・新規申請10年 |
16,000円 |
(3)結婚後、パスポートはそのまま使える?
結婚してすぐ新婚旅行へ行く場合には、独身時代のパスポートをそのまま使えます。
前述したように、重要なのは新婚旅行へ行く際の航空券とパスポートの名前が一致していることです。
そのため旧姓の航空券の場合には、パスポートの名義も変更せずに旧姓のまま新婚旅行へ行く必要があります。
新婚旅行から帰ったら、なるべく早い段階で名義変更をしておくと良いでしょう。
(4)パスポート番号は変わるの?
「記載事項変更申請」でも「切替申請」にしても、パスポート番号は変わります。
どちらの場合にも、新しいパスポート番号が発行されることになるのです。
(5)代理人でもパスポートは作れるの?
「記載事項変更申請」「切替申請」いずれも共通で、代理人による申請は可能です。
しかし、いずれの場合も代理人によるパスポートの受け取りはできません。受け取りの際には、本人が窓口に行く必要があります。
また、申請書には申請者本人が記入しなければならない項目がありますので、代理人に申請を頼む場合にも事前に本人が記入をしておきましょう。
(6)旧姓併記はできるの?
令和3年4月1日より、パスポートの旧姓併記が認められるようになりました。
旧姓の併記をしたい場合には、以下の書類で旧姓の確認を取ります。
・戸籍謄本
・旧姓が記載された住民票の写しまたはマイナンバーカード
これにより確認が取れたら、旧姓の併記が認められます。
参考:外務省「旅券(パスポート)の旧姓併記について」
結婚が決まったらパスポートの変更も視野に入れておこう
パスポートは、結婚しても旧姓のまま使えますが、いざという時に焦らないためにも、タイミングを見て変更手続きを行っておくのがおすすめ。
結婚と新婚旅行のタイミングを考慮して、パスポートの名義も変更しましょう。
また、申請にはパスポートセンターに行かなければいけないなど、それなりに時間と手間が掛かります。
さらに、パスポートの変更は申請してから受け取りまでに6日間ほどの日にちを要しますので、余裕を持って申請してくださいね。
(ほしななこ)
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※この記事は2021年10月29日に公開されたものです