結婚後、パスポートの変更手続きはいつまでに必要? やり方を解説
結婚後のパスポート変更手続きに必要な物
ここからは、パスポートの変更手続きに必要な物を紹介しますので、申請の際に忘れないように準備しましょう。
現在持っているパスポートの記載事項変更を行う場合にも、新たに切替申請を行う場合にも、共通して以下の3点が必要になります。
・一般旅券発給申請書
・パスポート用の写真
・有効なパスポート(ない場合は本人確認書類を持参)
上記に加えて、記載事項変更の場合は戸籍謄本または戸籍抄本。また、居住地とは別の地域で手続きを行う場合は住民票の写しが必要になります。
では、必要な物を1つずつ詳しく見ていきましょう。
一般旅券発給申請書
一般旅券発給申請書は、各地域のパスポートセンター窓口でもらえます。また、外務省の公式HPからダウンロードも可能です。
申請書のダウンロード→外務省「パスポート申請書ダウンロード」
記載事項変更の場合には、「一般旅券発給申請書(記載事項変更用)」を使用。新規で作り直す(切替申請)などの場合は「一般旅券発給申請書(10年用または5年用)」を使用します。
申請する内容によって使用する用紙が変わりますので、注意しましょう。
パスポート用の写真
パスポート用の写真には、以下のような条件があります。
・本人のみが正面を向いて撮影されたもの
・提出の6カ月以内に撮影されたもの
・縁なしで縦4.5cm×横3.5cmの寸法を満たすもの
また、撮影した写真の裏側に、あらかじめ氏名を記入しておくと手続きがスムーズです。
有効なパスポート
記載事項変更の場合も、切替申請の場合も、現在お手持ちの有効なパスポートを持参しましょう。
古いパスポートには無効印が押されて返納されます。
有効期限が残っているパスポートは、申請時の本人確認書類としても代用されます。
戸籍謄本または戸籍抄本
記載事項変更旅券申請を行う人は、戸籍謄本もしくは戸籍抄本が1通必要です。
取得後6カ月以内の物が、有効になります。もしもそれ以前の戸籍抄本や戸籍謄本しかない場合には、新しい物を取り直しましょう。
該当者のみ必要になる物
上記に加えて、該当者は以下のような書類が必要になる場合があります。
・住民票の写し
・本人確認書類
住民登録している都道府県と異なる都道府県のパスポートセンターで申請の手続きをする場合には、住民票の写しが必要になります。
住民票の写しとは、役所からもらった物をコピーして渡すわけではないので、注意してください。
また、6カ月以内に取得した物を提出する必要がありますよ。
住民票の写しが必要かどうかは、事前に申請先のパスポートセンターへ問い合わせることをおすすめします。
また、手元のパスポートが期限切れになっている人は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の他、戸籍謄本または戸籍抄本、期限切れのパスポートを持参する必要があります。