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腹筋ローラーは下腹に効く? 効果を出す鍛え方を解説

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

腹筋ローラーで効率的に下腹痩せを目指すコツ

腹筋ローラーを正しく使えていないと、下腹への効果が半減してしまいます。そして、間違った姿勢でトレーニングを行うと、腰を痛めるなど、けがをする可能性があります。

腹筋ローラーを使用する時の注意点をまとめたので参考にしてください。効果が感じられない場合は自分の動きをチェックしてみましょう。

(1)正しい姿勢で行う

腹筋ローラーはただ回数を重ねれば効果が出るというわけではありません。下腹を意識し、正しい姿勢で行うことが重要です。

腹筋ローラーを引き寄せる時に、おなかを丸めて縮める意識を持ちましょう。ぐっとおなかに力を入れ、おへそを持ち上げるイメージです。同時に、背中を反らさないようにするのもポイントです。

背中が反るとおなかが伸びるので、腹筋への負荷が小さくなってしまいます。また、腰を痛める原因になるので注意してください。

(2)息を止めない

腹筋ローラーを行う時は、呼吸が止まらないように気をつけましょう。体に力が入ると、つい息が止まってしまいます。

腹筋ローラーを倒す時に息を吸って、元に引き戻す時に息を吐くというように、一定のリズムで呼吸ができるように意識してください。

腹筋ローラーを使っている時に呼吸を止めると、血圧が上がりやすくなる可能性があります。急激な血圧の上昇を防ぐためにも、意識して呼吸を行いましょう。

(3)負荷の見直しをする

全てのトレーニングに通じますが、効果的に筋肉を鍛えるには筋肉を追い込み、力を出し切ることがポイントです。最初は少ない回数から始めてOKですが、楽にこなせるようになってきたら内容を見直しましょう。

回数の増加やレベルの変更、姿勢のチェックを行ってください。下腹に効いている実感があるトレーニング内容で行いましょう。

(4)筋肉痛がある日は休む

腹筋ローラーで筋肉痛になった場合は、トレーニングを休みましょう。

腹筋ローラーを行うと筋線維の一部が破断され、それが修復する際に筋肉が育ちます。この現象は「超回復」と呼ばれ、期間は約24〜72時間だとされています。

そのため、痛みがある場合は2~3日筋肉を休めることも大切。また、無理にトレーニングを行うと疲れた筋肉をかばってフォームが崩れやすくなり、逆効果になる可能性があるのでしっかり休むことが大切です。

腹筋ローラーを正しく使って下腹を引き締めよう

腹筋ローラーを使えば、下腹を集中的に鍛えることができます。シンプルな動きなので、初心者でも挑戦しやすいトレーニング方法です。

正しい姿勢で行うことが効果を出すポイントなので、意識して取り組んでくださいね。トレーニングを継続して、キュッとスリムなおなかを目指しましょう。

(監修:山内佑太郎、取材・文:#TOKYOWORKOUT)

※画像はイメージです

※本記事はトレーナーの見解に基づき解説しております

※この記事は2021年10月28日に公開されたものです

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

現役キックボクサーと平行してキックボクシングトレーナー、パーソナルトレーナーとしては10年以上累計500人以上をレッスン。
日本王者として3つのタイトルを獲得し、20年以上キックボクサーとして自身の体のために蓄えた知識と経験を生かし、さまざまな人の体やメンタルに合わせて考案したキックボクシングレッスンを提供。
キックボクシングというツールを使って誰かの幸せに少しでもプラスの力になれたらという思いでE8kickboxingを発足し代表をつとめる。

Instagram:https://www.instagram.com/yuutarouyamauchi/

HP:https://www.e8kick.com/

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