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「日本語でおk」とは? 意味と元ネタ

kirara

日本語でおk(にほんごでおけ)とは、2ちゃんねるのスレ発祥のネットスラング。現在もSNSなどで使われますが、どんな意味なのでしょうか? 今回は「日本語でおk」の意味や元ネタ、使い方と注意点を紹介します。

「日本語でおk」は、10年以上前から匿名掲示板などで使われているネットスラング。現在もSNSなどで使われており、その意味がいまいち分からず戸惑っているという人も多いかもしれません。

スラングを知ることはSNSや友達との会話を楽しむ1つのカギ! 今回は、「日本語でおk」の意味や元ネタを解説します。

「日本語でおk」の意味とは?

SNSなどで見かける「日本語でおk(にほんごでおけ)」という言い回し。何を指しているのか、あなたは説明できますか?

ここでは、「日本語でおk」の意味を解説していくので、ぜひ理解を深めてくださいね。

「意味が分からないこと」に対して使う言葉

「日本語でおk」は「日本語でOK」という表現から派生した語。つまり、「日本語で詳しく説明して欲しい」という意味になります。

例えば、小難しい文章や専門用語が多い説明などに対して「日本語でおk」を使用し、「もっと分かりやすく話して欲しい」という思いを伝える際などに使えるスラング。

また、感情が表に出てしまい、支離滅裂な文章になっている時に「日本語でおk」を使い、「もう少し落ち着いて話して」という意味を表すことも。

「OK」が持つ肯定的なイメージとは反対の意味合いを表しているので、使い方を間違えないようにしましょう。

相手をあおるニュアンスもある

「日本語でおk」に含まれる意味として、「あなたは何を言っているの?」といった相手をあおるニュアンスもあります。

一般常識では考えられないことを長々と説明したり、見当違いのことばかり話していたりする時などに、「日本語でおk」と返事をし、相手を小馬鹿にしていなす使い方です。

「日本語なのに意味が分からない」という意味合いなのですが、使い方次第では相手を傷つけてしまうことがあるため注意が必要です。

「日本語でおk」の元ネタは?

「日本語でおk」の元になったのは、「2ちゃんねる」という匿名掲示板で2005年に立てられた「ウルトラマンが悩みを聞いてあげるスレッド」だと言われています。

スレッドが立った時、ウルトラマンの「ジュワ」を用いた文章で「ジュワ!」「ジュワワワジュワワ、ジュワジュワジュジュワワワワワ?」と会話が進み、そのツッコミとして冷静に「日本語でおk」を書き込まれたことがきっかけで生まれたスラングです。

この一連の流れが秀逸だと話題となり、今と同じニュアンスで当時から「日本語でおk」が使われるようになりました。

「日本語でおk」の使い方と注意点

「日本語でおk」は使用できるシーンが広く、端的に気持ちを伝える表現として活用できます。

ただし、相手のことを怒らせたり傷つけたりすることもあるため、使う時の注意点を最後に押さえておきましょう。

(1)ネガティブな意味が強いことを覚えておく

「日本語でおk」はどのような状況で使っても、「あなたの言っていることが分からない」という否定的な意味を持ちます。

丁寧に伝えようとしている相手の気持ちを踏みにじってしまうこともあるので、不用意に使うと相手を傷つけてしまいます。

そのため、ネガティブな意味が強いことをきちんと把握しておき、場面や内容に応じて使うのが適切かどうかを考えましょう。

相手が本気で話しているのか、ジョークなのかを見極めて突っ込まないと大変なことになってしまうかもしれません。

(2)仲間内で使うようにする

「日本語でおk」を使うのに適しているのは、ネタを共有できる親しい友達や仲間への返しです。

きちんと信頼関係ができあがっている相手の場合は、「日本語でおk」とラフに返しても関係が悪くなることはないでしょう。

また、自分に使われた時に嫌な気持ちにならない相手であることも重要。同じノリを共有できる相手と、楽しく「日本語でおk」を使ってみてくださいね。

「日本語でおk」を楽しく使いこなそう

「日本語でおk」は、「相手の言っている意味が分からない」という意味から、悪口などとして使われることが多い言葉。

しかし、仲間内で使う際にはとても面白い表現で、会話のきっかけにも使える便利なスラングでもあります。

そのため、お互いに笑い合えるニュアンスや場面で使えているかを意識して、スラングが持つノリの良さを楽しんでくださいね。

(kirara)

※画像はイメージです

※この記事は2021年08月28日に公開されたものです

kirara

介護施設の生活相談員からライターへ転身。介護業界向けの記事を中心に、恋愛やビジネス、金融関係など幅広いジャンルの記事を執筆するマルチライターとして活動中。

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