「ジト目」とはどんな目? キャラクター性や関連用語を解説
キャラクターの特徴を表す「ジト目」とは何か、説明できますか? 本記事では、若者言葉「ジト目」の意味や類語などを解説します。ぜひ参考にして理解を深めてくださいね。
人物やキャラクターの特徴として使われる「ジト目」ですが、あまりアニメやマンガに触れる機会がない人にとっては、どんな目や表情なのかイメージしづらいもの。
本記事では「ジト目」の意味から特徴、類語まで幅広く解説していくので、気になる方は最後までチェックしてみてくださいね。
「ジト目」の意味や使い方は?
表情を表す言葉として用いられる「ジト目」ですが、どのような目なのかイメージできない人も多いですよね。
そこで、まずは「ジト目」の意味や使い方などから、言葉の理解を深めていきましょう。
ジト目とは「じとーっとした目つき」のこと
「ジト目」とは、「じとーっとした目つき」を略した言葉で、半目の状態などが当てはまります。
人はもちろん動物などを対象にしても使い、「ジト目の猫」のように表情を表す言葉として用いることもあります。
一般的な言葉ではありませんが、アニメやマンガなどではよく見聞きする言葉です。今では若い世代を中心に、日常的にも使われるようになっています。
ジト目は「疑っている時」に見せる表情・表現
「ジト目」には明確な定義はありませんが、主に不信や軽蔑など、負の感情を表している時に使われる表現です。
相手のことを疑っていたり恨んでいたりする時に「ジト目」が使われることが多く、「じとっとした」という表現のような不快な気持ちを目で表しているのです。
例えば、「ジト目の猫」なら「飼い主に不満がある様子」「ふてくされている」などの意味を同時に表しています。
ただ、睨むような表情ではないので、そこまで大きな不快感を抱いていないことが多いです。
例文
・ジト目で見られると、心当たりがなくても不安になる
・猫が私にジト目で何かを訴えかけてくる
絵やイラストなどでは半目の形で描かれる
アニメやマンガ、イラストなどで「ジト目」を表現する場合、半目にして描くことが多いです。
特に、下半月状で描かれた目に「じとーっ」のような効果音が付けられた時には、まさしく「ジト目」そのものです。
また、口の描き方によって深刻さやニュアンスが変わり、「笑っている口+ジト目」だと「ニヤニヤしている」のような表現になることも。
そのため、「ジト目」という1つの表現方法でも、さまざまな感情やシチュエーションを表す魅力的な表現なのです。
ジト目と三白眼の違いは?
三白眼とは、瞳が上か下に寄って、三方に白目がある状態のこと。
ジト目はじとーっとした目つきを指す言葉で、主に負の感情を示す際に用いられる表現です。
負の感情に限らず、もともと白目がちな状態である三白に対して、ジト目は目の形状や表情を表します。その点が両者の違いといえるでしょう。