マッチングアプリでやりとりをしている相手とデートの約束までこぎつけたのは良いものの、「デートをドタキャンされた!」という話は少なくありません。
ドタキャンのような最悪な事態は、なるべく防いでおきたいところです。
そこで今回は、マッチングアプリでドタキャンをする人の理由やされた時の対処法、ドタキャンを防ぐ方法を紹介します。
ドタキャンされた際にリスケするべきかどうかも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
■なぜ? マッチングアプリでドタキャンする人の心理や理由
デートの約束をドタキャンする人にはどのような理由があるのでしょうか。
まずは、なぜドタキャンされてしまうのかを知って対策を考えてみましょう!
◇(1)体調不良や外せない用事があったから
相手から事前に連絡があり、体調不良や外せない用事でキャンセルされた場合には仕方がありません。
^季節の変わり目や冬場などは体調を崩しやすい人もいる^ので、あまり深く考えずに受け入れるべきでしょう。
また、^相手にも生活があるため本当に外せない用事が入ることもあります。^事前にきちんと連絡があった場合は次の約束も取りやすいので、関係を修復するのも容易です。
◇(2)直前に不安になったから
マッチングアプリのメッセージで盛り上がり、会う約束をしたのはいいものの、会うまでのメッセージのやりとりで相手への印象が変わってしまうこともあります。
「軽い人かも」「思ったより誠実な人じゃなさそう」と思い、^会うことに急に不安を感じてドタキャンしてしまう人も。^
◇(3)面倒になったから
男女ともに「面倒だから」という理由でドタキャンをする人もいます。会う約束をした時はワクワクしていても、^日にちが近付くにつれて面倒になってしまうパターン^です。
デート場所があまり楽しそうな場所ではなかった場合なども、こういったことになりやすいかもしれません。
都合が悪くても断れない人もいるので、場所や日にちを決める時はお互いの希望をできるだけすり合わせると良いでしょう。
◇(4)他に良い人が現れたから
マッチングアプリでは複数の人とやりとりを同時にする人が多いでしょう。
デートの日までに他に魅力的な人とマッチングすることもありますし、メッセージのやりとりをしている中で^優先したい人ができる可能性もあります。^
その結果、会う約束をしていても別の相手に惹かれてしまい、ドタキャンするという人もいます。
◇(5)SNSを見て印象が悪くなってしまったから
マッチングアプリやLINEの名前からSNSを発見、特定されてしまうこともあります。
「まさかそこまで」と思うかもしれませんが、今やSNSをチェックしている人は多いので珍しいことではありません。
^SNSの写真や投稿を見て相手に対する印象が変わってしまい、会う気がなくなる^ことも無きにしもあらずでしょう。
SNSを特定されないためには、LINEやマッチングアプリの名前とSNSの名前を違うものにする、SNSに鍵をかける、同じ写真を使わないなどの対策が必要です。
◇(6)最初から行く気がなかったから
デートの誘いを断り切れず受けてしまったものの、やっぱり行く気になれないからとドタキャンしてしまう人もいます。
^強引に相手を誘って約束を取りつけると、ドタキャンされる可能性も高まる^でしょう。
また、断るのが苦手な人や上手く断れない人というのもいるので、デートの約束をする際は相手の意見もしっかり聞くようにしてください。
■マッチングアプリでドタキャンされた時の対処法
ドタキャンされると、理由に関わらず落ち込んだり、裏切られた気持ちになったりするものです。
相手との関係性やドタキャンの理由、状況からどの対処法を選択するか考えてみましょう。
◇(1)責めずに「残念」と優しく伝える
相手からキャンセルの連絡がきちんとあった場合は、^怒らずに「会えなくて残念だった」という気持ちを伝えるくらいにしておきましょう。^
事前に連絡がある場合やドタキャンの理由によっては、まだ可能性がある場合もあります。
そのため、怒らず受け入れてあげるのが良いでしょう。
◇(2)しつこくせずに諦める
ドタキャンされた後にしつこくメッセージを送るのは逆効果です。
^「ドタキャンするような人だった」「ドタキャンされてしまう程度だった」と諦めてしまう方が良い時もある^でしょう。
マッチングアプリにはたくさんのユーザーがいますから、新しい出会いを探すことに時間を使った方が建設的です。
◇(3)次に会う約束は相手に任せる
ドタキャンされてしまっても、まだ可能性は残っていると思いたい時もあるでしょう。
しかし、^ドタキャン後のリスケは相手が言ってくるまでこちらから言わない方が良い場合もあります。^
やむを得ない事情でドタキャンしてしまった場合は、相手から日時の変更などの具体的な話があるはずです。
もしも相手から次の約束に関する話がない場合は「その程度だった」と見切りをつけるのも良いかもしれません。
◇(4)しばらくしてから再び誘う
ドタキャンされてしまってもまだチャンスはあると思うなら、しばらく時間を置いてから再び誘ってみるのも良いでしょう。
ドタキャン後すぐに誘うと、相手は申し訳ない気持ちから断れず約束がプレッシャーになってしまうかもしれません。
^しばらくしてから「いつ頃なら空いていそうですか?」とそれとなく聞いてみるのが良い^でしょう。
◇(5)ドタキャンが多いならマッチングアプリを変える
ドタキャンされることが多い場合は、利用しているマッチングアプリが向いていない可能性もあります。
^アプリによって、会員の年齢層や目的が異なるから^です。
年齢が離れすぎているなどの場合、メッセージでは盛り上がっても実際に会うとなると警戒されてしまったり「やっぱり違うかも」と思われてしまったりもします。
また、ドタキャンが多い場合はマッチングアプリが合っていない場合があります。ドタキャン防止策をしているアプリを利用してみるのもおすすめです。
ここではドタキャン防止に取り組んでいるマッチングアプリを2つ紹介します。
☆ドタキャンのペナルティがある『Dine(ダイン)』
ドタキャン防止対策をしているマッチングアプリがDineです。
Dineではドタキャン防止のため、お店の予約時にクレジットカードの入力を必須にしています。
また、ドタキャンした側にキャンセル料も発生する仕組みになっており、^ドタキャンを繰り返す会員は強制退会になるといった防止策^もあります。
☆キャンセル料が発生する『いきなりデート』
いきなりデートもドタキャン防止対策をしているマッチングアプリです。
直前のキャンセルには1,000円のキャンセル料が発生し、さらに^悪質なキャンセルと判断されるとアカウント凍結される仕組み^です。
■マッチングアプリでドタキャンを防止する方法
マッチングアプリで出会った人とのデートの約束を、できるだけ確実にするための方法を紹介します。
ドタキャンされないためにも、できることはしておきましょう。
◇(1)デートの日にちは約束から1週間以内にする
デートの日にちは、デートの約束をした日から1週間以内にするのがおすすめです。
ドタキャンする理由として「他に優先したい人が現れる」「面倒になる」ということが考えられます。
それらを防ぐために、^約束をした日と実際に会う日までの期間を短くしておくのも良い^でしょう。
◇(2)デートプランは一緒に考える
デート内容が楽しそうじゃないと、最初は乗り気であったとしても直前に面倒になってしまうことも。
^デートプランは相手と一緒に考えて、相手の希望もある程度かなえたもの^にしましょう。
自分が行きたいところに誘うのは2回目、3回目以降のデートにしておき、最初は相手の行きたいところを優先するのも良いかもしれません。
◇(3)デートまでにLINE交換・通話をする
デートの予定が決まったらLINE交換をしておくのがおすすめです。
連絡先の交換は、お互いに個人的な情報を教え合うことになるため、ドタキャンを防ぐのに効果的でしょう。
また、^可能であればデート前に通話をしておくのもおすすめ^です。事前に声を聞いていれば緊張感も緩みやすくなります。
ただし、「LINE交換は会ってからしたい」という人や「電話が苦手」という人もいるため、^断られた場合はしつこく要求せずに受け入れてください。^
LINE交換や通話を断られたからといって必ずドタキャンされるというわけではありません。
◇(4)ドタキャンしそうな人は避ける
そもそもドタキャンしそうな人を避けられたら、それが一番良い方法です。
プロフィールやメッセージでドタキャンしそうな人を見極める方法がこちら。
*・「気分屋と言われる」とプロフィールに書いてある
・自己紹介文に相手への理想ばかり書いてある
・メッセージの返信が遅い
・メッセージが返事のみなど、愛想が悪い
・やりとりを始めて短期間なのに簡単に会う提案にOKする*
中には簡単に会う約束をして、気分が乗らないからと簡単にキャンセルする人もいます。こういった特徴を持つ人は「ドタキャンしやすい人」と思って注意した方が無難かもしれません。
◇(5)相手に期待しすぎない
デートの約束をした後にメッセージで「美人、イケメン」「すごくタイプ」など、相手の容姿を褒めたり、期待したりしているような言葉を掛けるのはNGです。
容姿やスタイルは、実際に会ってから褒めるようにしましょう。
まだお互いに写真しか見たことがない状態で容姿を褒められると、^「幻滅されたらどうしよう」と会うことを不安に感じやすくなります。^
◇(6)デートの前日・当日までメッセージのやりとりを続ける
前日、もしくは会う当日までLINEやアプリ内でのメッセージのやりとりは変わらず続けておきましょう。
^相手の温度感やモチベーションを保つためにも重要なこと^です。
会う直前までやりとりを楽しめていれば、ドタキャンされることもほとんどないはず。
◇(7)SNSの情報を整理しておく
^SNSを見られてしまっても大丈夫なように整理しておくのもおすすめ^です。
これから出会う人に見られたくないような写真や投稿はしないようにしてください。
また、そういった過去の投稿は削除しておく、鍵をかけるなどして見られないようにしておくのもいいかもしれません。
■ドタキャン後も相手とやりとりを続けるべき?
ドタキャンされた後、関係を修復することはできるのでしょうか?
やりとりを続けようか悩む場合には、以下の2つのポイントを参考にしてみましょう。
◇1回のドタキャンなら様子を見る
まだ相手と会いたいという気持ちがあるなら、^1回のドタキャンであればすぐに諦めなくても良い^のではないでしょうか。
ドタキャン後も相手から変わらずメッセージが来ているなら、再びデートの約束ができる可能性もあります。
ただし、2回も3回もドタキャンされるようであれば諦めて違う相手を探した方が良いでしょう。
◇相手の出方次第で判断する
ドタキャン後にやりとりを続けるかどうかは、相手の態度や出方次第で決めるのが良いでしょう。
まだ連絡を続けたいと思っていても、相手から連絡がなくなることもあります。
☆連絡があった場合
相手から連絡があり、やむを得ない理由でキャンセルとなった場合は、^あなたの気持ち次第^です。
まだ相手に会いたいと思うなら「そういう時もある。また都合が合う時に会おう」と相手の申し訳ない気持ちを軽くしてあげるのがおすすめです。
もしもドタキャンされたことで、^これ以上連絡を取りたくないと思うならスルーしてしまっても良い^でしょう。
どの場合でも、相手に文句を言ったり怒ったりするのはおすすめしません。
☆リスケがあった場合
ドタキャンの連絡があり、さらに相手が別の日時を提案してくるなら「誠実な人だ」と思って良いでしょう。
^きちんと再調整してくれるのであれば相手もあなたに好意はあるはず^です。
また、ドタキャンの理由が本当である可能性も高いですね。
☆音信不通の場合やブロックされた場合
^連絡もなく、またはブロックされた状態でドタキャンされた場合は完全に脈なし^です。
そもそも、そんなことをする人を相手にするのは時間の無駄でしょう。大人として最低限のマナーを守れる人とお付き合いをしたいものです。
潔く諦め、次の相手に切り替えてしまいましょう。
■ドタキャンしたい場合は? 相手を傷つけない断り方
デートの約束はしていたけれど、他に気になる人ができたり、会うのが怖くなったり、やむを得ず行けない状況になったりすることもあるでしょう。
その場合には、どうしたらいいのでしょうか? ここでは、相手を傷つけない断り方とその理由を紹介します。
◇早めにキャンセル理由を伝えること
まず大切なのは、キャンセルさせてほしい旨を早めに伝えることです。
デート当日のキャンセルは相手に迷惑を掛けたり傷つけたりしてしまうためNG。遅くとも前日までには連絡を入れたいところです。
以下のような理由を伝えると、角が立ちづらいでしょう。
☆理由の例1:風邪などの体調不良
最も無難なドタキャンの理由は、体調不良です。体調不良ということなら、相手はそれ以上何も言えないからです。
「発熱と喉の痛みが続いていて」など、具体的な症状を伝えましょう。
*・すみません。風邪を引いてしまい、うつしたくないので……会う約束は延期してもらえないでしょうか?*
☆理由の例2:急な仕事が入ってしまった
仕事が理由の場合も、ほとんどの人は納得してくれるでしょう。その際、申し訳ないという気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。
*・急な仕事が入ってしまい、行くことが難しそうです。ごめんなさい。*
参考記事はこちら▼
相手に納得してもらいやすいキャンセル理由や伝え方を紹介。
□マッチングアプリではドタキャン対策をしよう!
マッチングアプリで意外と多いドタキャンは、事前の対策である程度防止することができます。
デートまでのやりとりで相手に「会いたい」と思われるメッセージやプロフィール作りを心掛けましょう。
それでもドタキャンされてしまった場合は、その後の相手の対応によって今後の関係を判断しましょう。
(丸山りさ)
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