「メタ」の意味とは? 使い方をわかりやすく解説(例文付)
「メタ」を用いた表現と意味
接頭語として使用される「メタ」の場合は、さまざまな単語と共に用いられます。
それぞれの意味や使い方を確認していきましょう。
メタ認知
「メタ認知」は、社会人として知っておきたい言葉の1つです。
「自分自身が認知していることを客観的に把握し、制御すること」という意味を持ちます。
「自分が認知していることを認知する」とも表現されます。
「メタ認知」は、ジョン・H・フラベルというアメリカの心理学者が定義した「メタ記憶」がベースとなっており、元々は認知心理学で使われていた用語です。
最近になり、教育関係、人材育成、経営などの業界で重要な能力の1つとして注目されるようになりました。
メタ認知力が高い人の場合、自分がミスをおかしてしまった時に冷静に判断できます。
「何をしてしまったのか」「なぜしてしまったのか」「どのように解決するのか」のように、客観的に見て分析できるのです。
メタ認知が高ければ、同じ失敗を防ぎ、改善につなげられるため、結果的に人間関係や仕事もうまくいくことが期待できます。

「メタ認知」の意味やメリット、簡単な鍛え方を紹介。
メタデータ
メタデータとは、データを分類しやすくするために、属性や種類を記述した付属情報のこと。
例えば、スマートフォンなどで撮影した写真データには、撮影日時やサイズなどが記録されます。こうした、データ本体に付帯する情報が「メタデータ」です。
メタ発言
「メタ発言」とは、アニメや映画の世界が視聴者側に向かって発言することを意味します。
簡単にいえば、「フィクションの中にリアルな世界を取り込んだ発言のこと」です。
アニメのキャラクターによる「テレビを見る時は部屋を明るくして離れて見てね!」は「メタ発言」の代表例です。
メタい
作者や読者、視聴者しか知り得ない情報を、物語の登場人物が発言することに対して「メタい」と表現します。
これは「メタ発言」を形容詞として表現する際に使われるネットスラングです。
メタ推理
「メタ推理」とは、推理ゲームや推理映画などで、作品とは別の情報から推理を行うことを指します。
「この作家がこんなに簡単なトリックを使うことはないだろうから、このトリックはうそで、実際は違うトリックを使ったんだ」という考え方も、「メタ推理」に含まれます。
メタゲーム
「メタゲーム」とは、前述した「メタ推理」を使ってゲームを行うことです。
簡単にいえば、ゲーム外、もしくはゲームが始まる前に行われる駆け引きのこと。
例えば、カードゲームで相手の使用するカード構成を予想し、考えた上で自分のカードを構成することが挙げられます。
メタる
「メタる」とは、「メタゲーム」を行うことを動詞として表現した言葉です。
つまり、対戦カードゲームで使われ、戦略的に優位に立つことを指します。
メタメッセージ
「メタメッセージ」とは、社会学用語です。「メッセージで本来伝えるべき意味を超えて、別の意味を伝えること」という意味を指します。
例えば、「ばかだなぁ」という言葉は、仲間内や親戚の中など親しい間柄で使われる場合は、本当にばかだと思っているわけではなく、「愛くるしい人だな」という意味で使われることが多いです。
また、「何してんの!」という親子のやりとりを聞いたことはありますよね。
これも、本当に何をしているのか尋ねているわけではなく、「危ないからやめなさい」「サボってないでやるべきことをしなさい」という意味が含まれています。