「メタ」の意味とは? 使い方や関連用語を解説
「メタ」の使い方は?
「メタ」の意味を知ったところで、早速使い方をチェックしていきましょう。
接頭語として用いる
「メタ」の語源である「meta」は接頭語です。そのため、「メタ」も同様に接頭語として利用されます。
そもそも接頭語とは「単独では用いられず、常に他の語の上について、その語と共に一語を形成するもの」を指します。
つまり、「メタ」は単独で使用されることはなく、「メタ○○」のように他の単語を組み合わせて使われるのです。
さらに「メタ」は「高次の」という意味を持つため、接頭語として使用する際には「俯瞰的にものを見る」というニュアンスとなります。
「メタファー」の略語として用いる
「メタ」は、「メタファー」の略語としても用いられることがあります。
メタファーは「暗喩」の意味を持ちます。暗喩とは、具体的な比喩表現を使わないことのたとえです。
医療用語「メタスターシス」の略語として用いる
「メタ」は「メタスターシス」の略語としても使用されることがあります。「転移」という意味の医療用語であり、英語の「metastasis」がもとになっています。
肝臓へがんが転移することは「肝メタ」、脳への転移は「脳メタ」、多数の場所に転移が見られることを「メタメタ」ということもあるようです。