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「メタ」の意味とは? 使い方をわかりやすく解説(例文付)

moeka

「メタ」の使い方は?

「メタ」の意味を知ったところで、早速使い方をチェックしていきましょう。

接頭語として用いる

「メタ」の語源である「meta」は接頭語です。そのため、「メタ」も同様に接頭語として利用されます。

そもそも接頭語とは「単独では用いられず、常に他の語の上について、その語と共に一語を形成するもの」を指します。

つまり、「メタ」は単独で使用されることはなく、「メタ○○」のように他の単語を組み合わせて使われるのです。

さらに「メタ」は「高次の」という意味を持つため、接頭語として使用する際には「俯瞰的にものを見る」というニュアンスとなります。

「メタファー」の略語として用いる

「メタ」は、「メタファー」の略語としても用いられることがあります。

メタファーは「暗喩」の意味を持ちます。暗喩とは、具体的な比喩表現を使わないことのたとえです。

医療用語「メタスターシス」の略語として用いる

「メタ」は「メタスターシス」の略語としても使用されることがあります。「転移」という意味の医療用語であり、英語の「metastasis」がもとになっています。

肝臓へがんが転移することは「肝メタ」、脳への転移は「脳メタ」、多数の場所に転移が見られることを「メタメタ」ということもあるようです。

ネット用語・スラングとして用いる

ネットスラングにおける「メタ」は、「メタフィクション」の略称のことです。

例えばアニメでいうと、二次元のキャラクターが視聴者に対して語りかけるなど、次元を越えるようなシーンをイメージすると理解しやすいでしょう。

また、「メタフィクション」における「フィクション」は、「作り話」や「創作」という意味を持ちます。

フィクションは元々「虚構」を前提としており、現実世界に生きる私たちが虚構の世界を楽しむために存在しています。

そして、フィクションの中で、フィクションであると意図的に描写することを「メタフィクション」といいます。

例えば、映画の登場人物が実際の視聴者に対して話しかけている場面が挙げられます。

次ページ:「メタ」を用いた表現と意味

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