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「ホスピタリティ」とは? 意味&使い方と例文

Sai

「ホスピタリティ」のメリット・デメリット

「ホスピタリティ」という言葉の意味や使い方について解説してきました。ここからは、「ホスピタリティ」によって、どんな影響がもたらされるのか、メリットとデメリットの観点から考えていきましょう。

「ホスピタリティ」のメリット

まずは、メリットから見ていきます。

顧客満足度のUP

言わずもがな、「ホスピタリティ」の行き届いた店では、顧客の満足度が格段にUPします。

基本的に「ホスピタリティ」は良い印象として働き、「また行きたい!」という意欲につながったり、「店のために上品な振る舞いをしよう」と客の質を上げたりすることにもひもづいていくはずです。

従業員の満足度UP

顧客満足度のUPは、従業員の満足度UPにも関係してくるでしょう。

顧客が喜んでいる姿は、従業員のモチベーションを高めてくれます。「また喜んでもらいたいから、今度はこんなもてなしをしよう」と、それぞれの心持ちがポジティブに変わっていくかもしれません。

また、「ホスピタリティ」が徹底されている現場では、だらけた雰囲気がなくなり、士気が上がる様子も見られることでしょう。

「ホスピタリティ」のデメリット

一見、良いことしかないように感じる「ホスピタリティ」。しかし、注意をしないと、デメリットへと転じてしまうパターンもあります。

過度の「ホスピタリティ」は干渉につながる

何事もやりすぎには注意。いきすぎた「ホスピタリティ」は顧客への干渉のようになり、不快感へつながってしまうケースもあります。

求められていないのに手を出すことで、「うざったい」「そってしておいてほしい」と思われてしまうこともあるのです。

「ホスピタリティ」の基準は人それぞれのため、こうしたデメリットの側面もあります。

際限がなくなると従業員が苦しむ

やればやるほど際限がなくなっていく「ホスピタリティ」。与えられすぎると顧客側も感覚が狂ってしまい、それを当然のように求めるようになってしまうかもしれません。

そのサイクルに陥ると、苦しい思いをするのは従業員。給与の対価として不相応な稼働や対応を求められることになりかねません。

 

正しく理解し、自信を持って「ホスピタリティ」を使おう

ビジネスシーンだけでなく、メディアなどでもよく見聞きする「ホスピタリティ」という言葉。さまざまな業界や分野で使われているものの、あいまいにしか理解しておらず使い方に悩んでしまう人は多いでしょう。

しかし、一度正しい意味や主要な使い方などを覚えてしまえば、使いこなすことは難しくありませんよ。

意味を混同しやすい「サービス」との違いも併せて把握しておき、自信を持って「ホスピタリティ」を使えるようになりましょう。

(Sai)

※画像はイメージです

※この記事は2021年06月29日に公開されたものです

Sai

旅行会社で5年間コンサルタントとして働いた後、フィリピンやオーストラリアでの滞在を経てフリーライターに。国内外で働いて得た知識や、婚活・国際恋愛・国際結婚などの経験を元に、恋愛や結婚関連、ビジネス系コラムなどに関する記事を多数執筆中。

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