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「ジレンマ」の意味とは? 使い方と例文&類語・対義語

武田 麻希

「ジレンマ」の意味とは? 言葉の正しい使い方を例文と共に紹介。囚人のジレンマ、ヤマアラシのジレンマって何? 類語や対義語なども押さえながら理解を深めましょう。

「ジレンマ」というカタカナ語を耳にしたことがある人は多いはず。しかし、その意味を自信を持って説明できる、という人は少ないかもしれません。このように、知っているようできちんと理解できていない言葉ってたくさんありますよね。

今回は、社会人ならぜひ理解しておきたい「ジレンマ」の意味や使い方、類語や対義語などを紹介します。

「ジレンマ」の意味とは?

「ジレンマ」には、下記のような意味があります。

ジレンマ【dilemma】

1.2つの相反すること柄の板挟みになること。
2.論理学で、2つの仮言的判断を大前提とし、その判断を小前提で選言的に肯定または否定して結論を導き出す三段論法。

(『デジタル大辞泉』小学館)

つまり、2種類のことからどちらかを選択しなければならない状況で、どちらにも決めかねる時に「ジレンマ」という言葉が使われます。

語源はラテン語の「dilemma」

「ジレンマ」の語源はラテン語の「dilemma」で、さらにさかのぼると古典ギリシア語が基となっています。つまり、かなり古い時代から使われていた言葉だということが分かります。

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