「運びとなりました」はどう使う? シーン別の使い方や類義語
「運びとなりました」の類義語と使い分け
「運びとなりました」と似ている言葉を知っておくと、報告する際にも便利です。
また、それぞれの類語は微妙にニュアンスも違うため、報告内容や相手によって使い分けることができれば、ビジネスシーンで困ることもないでしょう。
「決定されました」
「決定されました」は「運びとなりました」と同じ意味を持つ言葉ですが、より断定的な印象を与える言い回しになります。
強い表現であるため、使うタイミングには注意が必要でしょう。
「100%決定事項であり、変更は認められない」といったニュアンスも含まれるので、誤解を生みたくない場合はあえて使われる表現です。
「変更されました」
「運びとなりました」には、「多少予定とは違うが、物事は進んでいる」というニュアンスが含まれます。
「変更されました」は「変更が決定されたこと」がより強調されるため、内容によっては使い分けが必要です。
「変更が確定したこと」を伝えたい時、変更点を強調して伝えたい時には、「変更されました」と言う方が分かりやすい場合もあります。
「~となりました」
「~となりました」は日常的にもよく使われる言葉です。
相手も予想していたであろう、そこまで意外ではないことを報告する際に使います。
「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来月に予定していた全国部長会議は、オンラインでの開催となりました」など、予定変更の際などに使われることが多いでしょう。
「~の次第です」
「~の次第」は「なりゆきや経緯を表す言葉」です。
「これがこうなったため、こういう結果になった」と目上の人に伝えたい時など、状態が変化したことを伝える際に使えます。
「~となりました」という言い回しよりもオフィシャルな場面に向いている表現です。
「運びとなりました」の意味を理解してビジネスシーンで活用しよう
いかがでしたか?
「運びとなりました」は、物事が進行し、ある段階に至ったことを報告する際に使われる言葉です。
冠婚葬祭や退職、転勤など、個人的な報告の場合でも用いることができます。
重要な決定事項をやわらかく丁寧な印象で伝えられる言葉なので、ぜひ上手に使いこなしてみてください。
(まる)
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※この記事は2021年05月31日に公開されたものです