【難読】“くばう”じゃない! 「配う」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「配う」の読み方です。
“くばう”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「配う」の読み方は?
「配」は配達、配ると読むので、“はい”と“くば(る)”という読み方が一般的ですよね。
「配う」は送り仮名の「う」がつくので、“くばう”と読むのかな、と思った人も多いかもしれません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あしらう”と読みます。
「配う」の意味と使い方
『三省堂 大辞林第三版』によれば、「配う」の意味は以下のように解説されています。
あしらう【遇う・配う】( 動ワ五[ハ四] ) 〔「あへしらふ」の転〕
1 応対する。相手をする。 「難しい客も上手に-・う」2 相手を見下したような気持ちで接する。いいかげんに扱う。 「鼻で-・う」 「冷たく-・う」
3 (「配う」と書く。主となるものを引き立てるように)添える。 「根元に小菊を-・う」
4 あしらい3をする。
よく、「鼻で配う」や、「レースを配ったデザインで~」なんて使い方をしますよね。
読み方は難しいですが、「配う」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「配う」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。最近は、漢字で書くことは少なくなっている言葉ですが、意外と馴染みがある漢字を使っているんですね。
聞き慣れた言葉ですが、身近な漢字の意外な読み方を知れましたね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年05月31日に公開されたものです