「運びとなりました」はどう使う? シーン別の使い方や類義語
有名人の結婚報告などでも見聞きする「運びとなりました」というフレーズ。ビジネスシーンでも、報告する際などに用いられますが、正しい使い方を理解していますか? 今回は「運びとなりました」の使い方や類義語を紹介します。
「運びとなりました」という表現は、ビジネスシーンで上司に報告する際などで主に使われる言葉です。
どのような場面で使用するのが適切なのか、正確には知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、使い方や注意点、類義語を解説します。正しい意味を理解し、ビジネスシーンで好印象をゲットしましょう。
目次
「運びとなりました」とは?
まずは「運びとなりました」の意味や「運びになりました」との違いについて説明します。
「進展や決定・結末」を報告する際の表現
「運びとなりました」は、「決定しました」「決まりました」を丁寧にやわらかく表現した言葉です。
「運ぶ」と聞くと「物を運ぶ」という意味に捉えがちですが、「その方向へ推し進める」「物事がうまく進む」という意味もあります。
「運び」に「~となりました」という言葉を付けることで、「物事が進行し、ある段階に至った」ことを報告する際に使います。
また、「運びとなりました」という言葉には「意外性」も含まれています。「当初、意図していた計画や結果とは少し違って」というニュアンスを持つ言葉でもあります。
「運びとなりました」と「運びになりました」の違い
「運びとなりました」と「運びになりました」は、同じ意味として使うことができます。
どちらも「進展や決定、結末」を報告する際に使って良い表現ですが、一般的には「運びとなりました」の方がかしこまった印象を与えるため、ビジネスシーンなどオフィシャルな場面で使われることが多いでしょう。
一方の「運びになりました」は話し言葉で使われることが多い表現です。