お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「鑑みる」の意味は? 正しい使い方と例文・類語との違い

Sai

「鑑みる」の類語

「鑑みる」の用法が難しいと感じる理由の1つとして、似たような言葉が多いことが挙げられます。「踏まえる」や「考慮する」などの類語と混同してしまい、正しい使い分けに迷う人は多いでしょう。

ここからは、ビジネスシーンでよく使う「鑑みる」の類語や意味の違いについて紹介します。

「踏まえる」と「鑑みる」との違い

「しっかり足で踏みつける」や「掌握する」など、さまざまな意味を持つ「踏まえる」という言葉。「鑑みる」と似たニュアンスで使われる場合は、判断のよりどころにする」という意味合いを含みます。

何かを根拠にしたり比較対象があったりするため「鑑みる」と非常に似ている言葉ですが、「鑑みる」が現状を考えている状態なのに対し、「踏まえる」は現状を判断している状態となります。

先例に照らし合わせて考えているだけか、それとも先例を基準として判断しているのかという点に着目することで、うまくそれぞれを使い分けることができるでしょう。

「考慮する」と「鑑みる」との違い

「考慮する」は、「いろいろな要素を含め、よく考えること」という意味です。

「考慮」の「慮」には「あれこれと思いを巡らせる」という意味があり、単に考えているのではなく、「判断や行動をする前によく考えている状態」を表します。

「考える」というニュアンスを含むため「鑑みる」とよく似ていますが、先例や規範など照らし合わせる対象がある「鑑みる」に対して、「考える」は参考の対象とするものを必要としません。

したがって、先例などを対象にした上で考えているのか、それともただよく考えているだけなのかが、使い分けのポイントだといえます。

なお、「考慮する」は「考える」と同じように「〜を考慮する」という使い方をします。「鑑みる」とは前につく格助詞が異なるため、併せて覚えておくと良いでしょう。

「顧みる」と「鑑みる」との違い

「過ぎ去ったことを思い出す」や「回顧する」という意味の「顧みる(かえりみる)」という言葉。「鑑みる」と読み方が似ていることもあり、混同する人が多いでしょう。

ただし、「顧みる」は過去にあった出来事や出会った人などを思い返しているだけで、現状に照らし合わせて考えている訳ではありません。

思い返した過去や事例を対象に新しいことを考えているのか、それともただ過去を振り返っているだけなのかに着目することで、正しく使い分けができるようになるでしょう。

次ページ:類語との違いがカギになる「鑑みる」の使い方

SHARE