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「ご査収」の意味は? 使い方と類語との違い

武田 麻希

「ご査収」を使ったメール・FAXへの返信時の注意点

「ご査収ください」など、取引先から「ご査収」を使ったメールや文章が届いた場合、どんな返答をすれば良いのでしょうか。

返信時に注意すべき点も押さえておきましょう。

「ご査収ください」への返し方

・受領いたしました。内容を確認次第、あらためてお返事いたします。

・お送りいただいた書類、確かに受け取りました。内容については検討後に連絡いたします。

・拝受いたしました。いただいた内容で進めていただければと存じます。

「ご査収」という言葉が使われて送られてきた書類は、確認して受け取ることが求められています。

「受領しました」「受け取りました」「拝受しました」など、受け取ったことを表す言葉に加えて、内容についての返答も必要です。

内容を確認してから返信する

先方が「ご査収」という言葉を使っているということは、内容を確認することも求められています。できるだけ内容を確認してから返答しましょう。

もし内容の確認や返答に時間がかかりそうな場合は、「後ほど連絡いたします」など、一言添えて返事しましょう。

受け取ったまま放置しないよう注意する

メールなどで「ご査収」という言葉を添えて連絡をもらった場合は必ず返答しましょう。相手は、あなたが確認をしたかどうか、気になっているはずです。

そのため、メールを受け取ったまま放置してしまうと失礼です。できるだけ早く内容を確認し、受け取ったこと&確認したことを添えて返信しましょう。

先ほども解説しましたが、すぐに確認できない場合は、いつまでに確認するかを添えて連絡するのがおすすめです。

「ご査収」はビジネスシーンで欠かせない言葉

「ご査収」は、ビジネスメールやビジネス文書でよく使われる言葉の1つです。

「ご査収ください」「ご査収のほど」などのように、動詞などと組み合わせて使うのが一般的。頻繁に使う言葉であるため、定型句として覚えておきましょう。

また、「ご検収」や「ご確認」など類義語も多いので、使用シーンに注意して使い分けが必要です。

もし取引先などから「ご査収」という言葉でメールをもらったら、すぐに内容を確認しましょう。言葉の意味を知って、スムーズなコミュニケーションを取れるといいですね。

(武田麻希)

※画像はイメージです

※この記事は2021年05月21日に公開されたものです

武田 麻希

ホテルや外資系金融会社などでの勤務歴があるフリーライター。これまでの人との関わりや大学で学んだ心理学についての知識、FPなどの資格取得を通じて得た経験をもとに、記事を執筆している。

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