【難読】“とうふう”じゃないの? 「東風」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「東風」の読み方です。
“とうふう”? “ひがしかぜ”? どっちが正しいの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「東風」の読み方は?
「東風」は、そのまま読むと“とうふう”か“ひがしかぜ”ですよね。
どちらも正しいですが、それ以外の読み方となると、なにが思いつきますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“こち”とも読みます。
「東風」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「東風」の意味は以下のように解説されています。
こち【東=風】
東の方から吹いてくる風。ひがしかぜ。《季 春》「―吹くや山一ぱいの雲の影/漱石」
文字通り、東から吹いてくる風のことですね。
その中でも特に、春から夏にかけて吹く東寄りの風のことを指すようで、その風が吹くと暖かくなるため、春の季節の言葉となっているそうです。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「東風」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「東風」で“こち”と読むのはなかなか想像できないですよね。ちなみに、「南風」にも“はえ”、という難しい読み方があります。
普段、なかなか使わない言葉ですが、意外な読み方があるのを知れましたね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年05月21日に公開されたものです