お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「お体に気をつけて」は正しい敬語? 意味や使い方を解説

「お体にお気をつけて」を使う場合の注意点

「お体にお気をつけて」は便利なフレーズである一方、使用時にはいくつかの注意点があります。ここからは、より丁寧な「お体にお気をつけて」という表現の使い方を詳しく整理していきましょう。

相手が体調を崩している時には使わない

既に体調を崩しているのを知っていて、「お体にお気をつけて」を使うのはやや失礼な印象です。「お体にお気をつけください」よりも「体調にお気をつけください」の方が体調を労わる意味合いが強くなります。

体調を崩している場合には「一日でも早い回復をお祈り申し上げます」「お大事になさってください」などの表現が適切でしょう。

「くれぐれも」「どうぞ」などをつけると丁寧

「田中部長、お体にお気をつけてください」という言い方だと、場合によっては命令口調に聞こえてしまう恐れがあります。

もちろん相手を気遣う意味としては誤りではありませんが、より丁寧さを伝えられるよう「くれぐれも」「どうぞ」などワンクッション置くようにしましょう。

次ページ:「お体にお気をつけて」の使い方(例文つき)

SHARE