「お体に気をつけて」は正しい敬語? 意味や使い方を解説
「お体にお気をつけて」の使い方(例文つき)
「お体にお気をつけて」を具体的にどんな場面で使うのが正しいか気になる方も多いはず。ここでは「お体にお気をつけて」を使う場面を例文と併せて紹介します。
年賀状
年賀状といえば1月。そして1月は風邪が流行る時期でもあるため、年賀状のあいさつ文には「お体にお気をつけて」がよく使われます。
目上の人から職場の先輩や同僚、知人まで、幅広く使えます。
例文
・どうかお体にお気をつけて、良い一年をお過ごしください。
・どうぞ皆さま、お体にお気をつけて健やかな毎日をお過ごしください。
・本年もお体にお気をつけて、お仕事に邁進(まいしん)されてください。
メールや手紙のあいさつや締め
「お体にお気をつけて」はメールや手紙にも使えます。
メールや手紙で使用する場合は、季節に合わせた文言と共に使用するのがおすすめです。
例文
・当分暑い日が続きますが、お体にお気をつけて、健やかにこの夏を乗り切ってください。
・まだまだ寒い日が続きますので、どうぞ皆さまお体にお気をつけくださいませ。
・くれぐれもご無理をなさいませんよう、お体にお気をつけてお過ごしください。
退職や引っ越しなどのお別れ
退職や引っ越しなど、お別れのあいさつやエールを送る際にも「お体にお気をつけて」はよく用いられます。
環境が変わると体調を崩しやすいため、十分に気をつけてというメッセージを伝えます。上司や先輩に対しても使えるので、気が利いた一言として受け止めてもらえるでしょう。
例文
・新天地でもお体にお気をつけてお過ごしください。
・田中部長、カナダはとても寒いので、お体にお気をつけていってらっしゃいませ。
・お体にお気をつけて、風邪など引かないようにしてくださいね。