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「お伺いします」は正しい? 間違いやすい敬語表現を解説

笹美

「お伺いします」の英語表現

「お伺いします」の英語表現は、使う場面や意味に応じて英単語を使い分ける必要があります。

「聞く」という意味の「お伺いします」の英語は「hear」や「listen」、「訪問します」という意味の「お伺いします」の英語は「visit」「come to see」などが該当します。

また、英語には敬語表現がありませんので、言い回しを工夫しながら相手への敬意を表現しましょう。

「お伺いします」の英語例文

「お伺いします」の意味のバリエーションに合わせた英語の例文を紹介します。

例文

・I hear from some very interesting people.
(とても興味深い方々から話をお伺いします)

・Would you mind sending the Email address again?
(もう一度メールアドレスをお伺いしてもよろしいでしょうか?)

・One moment sir, I’ll be right with you.
(少々お待ちください。今、対応できないのですが、すぐに伺います)

・I will visit you at three o’clock tomorrow.
(明日の午後3時にお伺いします)

「お伺いします」の間違いに注意しよう

「お伺いします」は二重敬語にあたりますが、一般的には使用しても問題ないとされています。

ただし日常的に使う表現だけに、「お伺いします」はいつの間にか過度な敬語に変化しがちなフレーズです。例えば「お伺いいたします」は日常的に見聞きする機会が多いかもしれませんが、過度な二重敬語にあたるため使わないことを推奨します。

相手への敬意を示したい気持ちがあったとしても、間違った敬語表現はビジネスシーンでは失礼にあたる場合もあるので注意してください。ぜひ「お伺いします」の基本を押さえた上で、正しい敬語として使えるようにしましょう。

(笹美)

※画像はイメージです

※この記事は2021年04月27日に公開されたものです

笹美

経営者兼フリーライター兼コンサルタント。大手企業のマーケティング部門で管理職として20年勤務し、生きたマネジメントを実践。独立後は産業心理学や行動経済学をベースに、不動産投資や恋愛心理学に活用している。ライターとしてはスマトラ津波のドキュメント本やシニア再就職本など出版も多数。

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