「お伺いします」は正しい? 間違いやすい敬語表現を解説
「お伺いします」の正しい使い方(例文付き)
「お伺いします」には「聞く・質問する」と「行く・訪問する」の2つの意味があります。それぞれの意味に応じた使い方を例文と共に紹介します。
「聞く」「質問する」を丁寧に表現したい時
「お伺いする」は、スケジュールや連絡先の確認など、相手に何かを聞いたり質問したりする時によく使われます。
例文
・次回以降のスケジュールを決めますので、今後のご予定をお伺いします。
・少々お伺いしたいのですが、明日のミーティングは午後からでしょうか?
・お客様の予約日時と当日の連絡先は、すでにお伺いしています。
・明日お会いする方のお名前はあらかじめお伺いしています。
「行く」を丁寧に表現したい時
お客様のお宅や会社へ訪問する時など、自分がどこかへ行く場合にも「お伺いします」を使用します。
例文
・本件について質問したいので、明日御社までお伺いします。
・よろしければ、一度ご挨拶にお伺いしたいです。
・先日そちらにお伺いした際に、忘れ物をしたようです。
・先月御社にお伺いした時に私が申した件について訂正があります。