【難読】“ぶんる”じゃない? 「文る」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「文る」の読み方です。
そのまま“ぶんる”と読むのかな? なんて思った人は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「文る」の読み方は?
「文」は、文化、恋文と読むので、 “ぶん”、“ふみ”という読み方を覚えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、“ぶんる”、“ふみる”なんて言葉、聞いたことないですよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かざる”と読みます。
「文る」の意味と使い方
『漢字ペディア』によれば、「文る」の意味は以下のように解説されています。
かざる【△文る】
1 模様をつけて、美しくりっぱにする。2 うわべをとりつくろう。見かけをりっぱに見せる。
「字句を―った祝辞」「美辞麗句で―られた文章」
つまり、読み方が一緒の「飾る」とほぼ同じような意味合いですね。
読み方は難しいですが、「文」に送り仮名の「る」をつけると“かざる”と読むのですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「文る」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。よく使う漢字なので、意外な読み方に驚いた人もいるかもしれませんね。
見慣れた漢字も改めて調べてみると、まだ知らない意外な読み方があるかもしれません!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年04月23日に公開されたものです