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「先日」の範囲はいつまで? 使える期間や言い換え表現を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「先日」では思い出せない場面が増えている

以前よりも、SNSで学びや出会いの場面が広がる今、会話やメール・メッセージの相手は仕事相手ばかりとは限りません。

出会って間もない相手から「先日はどうもありがとうございました」と言われて、いつどこで会ったか思い出せないことはありませんか?

適当に覚えているふりをしても、交流は深まらないことが大半です。

そのため、1対1のやりとりでは「昨年末、○○さん主催の会でお会いした○○です」と、具体的に「いつ、どこで」を示す方が良いといえます。

そうして具体的に日にちを提示することで、相手もその時のことを思い出してくれます。

「あの時は楽しかったですね」「その後どうされていたか気になっていました」など、きっと話も弾むことでしょう。

(前田めぐる)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年02月16日に公開されたものです

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師) (ライティングコーチ・文章術講師)

コピーライターとして長年「ことば」に関わってきた経験値を元にまとめた「ほどよい敬語」(https://ameblo.jp/comkeigo/)が好評。過剰さや不適切さを排し、明快に説く内容は「違和感の理由がわかりスッキリした」と質問サイトなどでたびたび引用される。

自治体・団体・医療機関向けSNS活用、文章術研修の講師でもある。

著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』(青春出版社)『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルメディアで伝わる文章術』(秀和システム)など。公益社団法人日本広報協会アドバイザー。

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