尊敬するわ。「この先輩に一生ついていこう」と思う瞬間5つ
複数の会社で働いた経験を持つ前田郁さんに、一生ついていこうと思った先輩について教えてもらいました。
仕事でも、プライベートでも先輩に助けられることがあります。先輩という存在は、時には上司よりも頼りになることも。
そこで今回は、私が思わず「先輩、一生ついていきます!」という気持ちになった瞬間を集めました。
(1)ミスを責めずにリカバリーしてくれる
私のミスで部署全体に迷惑をかけてしまった時、ミスを責めるようなことは言わずに「みんなでやり直そう」と言ってくれた先輩。
他の人にも頭を下げて協力を呼びかけてくれて、期限までに仕事を終わらせることできた時は、この先輩についていこう! と思いました。
(2)誕生日にそっと帰してくれる
グループでやっていた仕事が佳境に入り、残業が続いていました。そんな中の私の誕生日。デートの約束もしていたのですが、帰りたいと言える雰囲気ではなく……。
そんな時、先輩がやってきて小声で「帰っていいよ、後はやっておくから」と言ってくれました。周りに配慮しつつ気遣ってくれたのが本当にうれしかったです。
(3)目立たない仕事も評価する
営業チームが何カ月もかけて準備をし、大きな仕事の契約ができた時、そのリーダーをしていた先輩が、資料作りなどを行っていた私たちの部署へ、ます最初にきて、「ありがとう。皆さんのおかげです」とお礼を口にしてくれました。
目立たない仕事でも、ちゃんと見て評価していることに感激しました。仕事の成功も縁の下の力持ちがいればこそ。それを理解している先輩にはこれからもできる限りのサポートをしたいと強く思いました。
(4)ワーキングマザー
普段はかなり厳しい先輩。作業効率についてはうるさくて、息抜きが長いと怒られるので、いつも緊張をしています。
ある時、会社のみんなでキャンプに行ったら、先輩は娘を連れて参加していました。その時の先輩の顔は、すてきなやさしい笑顔。その笑顔をみて、時間内に仕事を終わらせることにシビアな理由がわかりました。また、先輩に憧れを感じるようにも。
(5)セクハラ上司に喝
いわゆる「お局」で後輩からは煙たがられている先輩がいました。やはりちょっと煙たい存在でした。
飲み会で酔った上司が、若い女子社員にセクハラ発言を始めた時のこと。女子社員がただただ困惑していると、そのお局先輩が「それ以上セクハラするなら、出るとこ出ますよ」と一喝。その潔さに、一生ついていこうと思いました。
弱い人を助ける先輩にはついて行きたくなる
目立たずともコツコツとやっている人をきちんと見ていてくれる人、強い人にも意見し、弱い立場の人を助けてくれる人。そういう人は人望を集めますね。今まで出会った、そうした先輩の行動や気持ちは忘れずにいたいです。
ところでみなさんの先輩はいかがですか?
(前田郁)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年02月11日に公開されたものです