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「厚顔無恥」の意味や語源は? 使い方や類義語・対義語(例文つき)

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「厚顔無恥」の英語表現

「厚顔無恥」を直訳すると「thick-skinned」となります。

その他、英語で「厚顔無恥」のニュアンスを表現する場合、以下の単語が使われます。

・shameless(厚顔無恥の)

・impudent(厚かましい)

・effrontery(ずうずうしさ)

(※1)

ネガティブな言葉も使いようではビジネスに生かせる

いかがでしたか? 「厚顔無恥」のようなネガティブな言葉は、一見ビジネスシーンで使う機会は少なそうですよね。

しかし、場面ごとの用例で最後に示したように、交渉事などで「いくら私が厚顔無恥でも」と使えば、相手にとっては「そんな依頼をなさるのは、私を厚顔無恥な人間だとでもお思いですか?」と言われたのと同じこと。先方も、それ以上強く押し通そうとはしないでしょう。

案外、覚えておくと便利な使い方ができる言葉でもあります。自身の言葉の引き出しに加えておいても損はないでしょう。

(前田めぐる)

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※画像はイメージです

※1 筆者監修による元記事に編集部で加筆を行いました(2022年3月15日)

※この記事は2020年12月19日に公開されたものです

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師) (ライティングコーチ・文章術講師)

コピーライターとして長年「ことば」に関わってきた経験値を元にまとめた「ほどよい敬語」(https://ameblo.jp/comkeigo/)が好評。過剰さや不適切さを排し、明快に説く内容は「違和感の理由がわかりスッキリした」と質問サイトなどでたびたび引用される。

自治体・団体・医療機関向けSNS活用、文章術研修の講師でもある。

著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』(青春出版社)『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルメディアで伝わる文章術』(秀和システム)など。公益社団法人日本広報協会アドバイザー。

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