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「厚顔無恥」の意味や語源は? 使い方や例文・類語と対義語を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「厚顔無恥」の語源・由来とは?

遣唐使(630年〜894年)が廃止されるまでの日本は、中国の影響を色濃く受けていました。

そのため、四字熟語の中には、中国から伝来した書物に由来する言葉が数多くあります。

「厚顔無恥」もその一つで、中国最古の詩集『詩経』に以下のくだりがあります。

「巧言如簧、矣」
(読み:巧言くわうの如、顔の厚きや)

「簧(くわう)」とは、「良い音が出る笛」のことで、巧みな言葉(巧言)の比喩として使われています。意味は次の通りです。

巧みな言葉が笛の音のように出てくるのは、外面を良くして内面の恥を隠しているのだ。

平安時代に、こうした漢文から「厚顔」が用いられるようになり、内面の恥といった意味が定着していったようです。

次ページ:「厚顔無恥」はどんな時に使えるの?(例文付き)

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