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「厚顔無恥」の意味や語源は? 使い方や例文・類語と対義語を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「厚顔無恥」はどんな時に使えるの?(例文付き)

直接の知り合いのことを「あの人は本当に厚顔無恥で腹が立つよ」と第三者に話す──そんな機会は、ないに越したことはありません。

しかし、実際に接した人でなく、人やメディアを介して間接的に知る他人やその行動について「厚顔無恥だ」と言及する時はあるかもしれませんね。

また、自分の行動について「そこまで厚顔無恥ではない」と言いたい時にも使えますね。

そうした「厚顔無恥」という言葉を使うさまざまな場面を、以下に紹介します。

厚かましく恥知らずな態度を取る人を形容する時

厚かましい人のことについて他者と話している時に使います。

それは直接知っている、身近な人だけとは限りません。ドラマの登場人物や、報道で見かけた人のことなどを指して言うこともあるでしょう。

「厚顔無恥な人」「厚顔無恥な○○」などと使います。

例文

・結婚式当日に逃げ出しておきながら、今さらよりを戻したいなんて! ○○さんも厚顔無恥な人だ。

・(ドラマを見て)もしも実際にこういう厚顔無恥な隣人がいたら、私なら絶対に関わらないようにしますよ。

厚かましく恥知らずな行為を形容する時

厚かましい人だけでなく、態度や行為そのものについても言い表すことができます。

「厚顔無恥にも程がある」「厚顔無恥も甚だしい」などと使います。

例文

・つい先日うちの店の味をけなしていたのに、今度は貸し切ってやるから値引きしろとは、厚顔無恥も甚だしい。

・国税庁のポスターのモデルまで務めたのに3億も脱税していたとは、厚顔無恥にも程があるね。

不本意にも厚かましい行動をするよう頼まれて、断る時

何かを依頼されて「そこまで厚かましいことはとてもできない」と断る時に、「いかに厚顔無恥とはいえ」「いくら私が厚顔無恥でも」「そこまで厚顔無恥ではありません」というように使います。

例文

いかに私が厚顔無恥とはいえ、おっしゃるような行為はできかねます。

・出禁になった会社に許可なく伺うなど、そこまで厚顔無恥ではありません。

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