【難読】“ろんう”じゃありません! 「論う」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「論う」の読み方です。
「“ろんう”としか読めない!」嘆いているそこのあなた! 正しい答えをチェックしてみてくださいね。
「論う」の読み方は?
論文、結論などの言葉に使わる「論」という漢字。一般的には、“ろん”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「論」という字自体には、思考、意見、言説といったニュアンスが含まれます。
しかし、これに「う」の送り仮名をつけた途端、その読み方は難解に。きっと多くの人がなんと読めばいいのか戸惑うはずです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あげつらう”と読みます。
「論う」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「論う」の意味は以下のように解説されています。
あげ‐つら・う〔‐つらふ〕【▽論う】
[動ワ五(ハ四)]物事の理非、可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。「人の欠点をいちいち―・う」
つまり、否定的なことをとやかく言う、といった意味合いで「論う」という言葉を使います。
読み方は難しいのですが、日常生活の中で「人の失敗ばかり論って~」など、割と耳馴染みのある言葉ではありますよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「論う」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。耳馴染みのある言葉も、漢字にすると読めない言葉が他にもたくさんありそうです。
漢字の意味を理解して、正しく使いたいですね!
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2020年12月08日に公開されたものです