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自己肯定感が低い人の特徴とは? 原因と仕事・恋愛傾向を解説

服部希美(心理カウンセラー)

何かミスをした時にものすごく落ち込んだり、人からどう思われているのか気になって仕方がない人。もしかしたら自己肯定感が低いことが原因かもしれません。心理カウンセラーの服部希美さんに、自己肯定感が低い人の特徴について聞いてみました。

ちょっとした失敗でも深く落ち込んでしまったり、周りの人の視線や言葉が気になり過ぎてしまう。自分の意見が言えない。

そんなあなたは、自己肯定感が低くなってしまっているかもしれませんね。

今日は心理カウンセラーの視点から、自己肯定感が低い人の特徴と原因、そして自己肯定感を高めるためのコツをご紹介します。

目次

自己肯定感とは

自己肯定感とは、以下のような意味を持つ言葉です。

自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。

出典:『実用日本語表現辞典』

自己肯定感を端的に言うと、ありのままの自分を認め、受け入れられる能力のこと。

自己肯定感が高いとは、「自分はここにいてもいい」「自分は大切な存在だ」のように、自分自身の存在や考え方を素直に受け入れることができる状態です。自己肯定感が高い人は、自分の良い部分も悪い部分もひっくるめて「これが自分だ」と思えているのです。

参考記事はこちら▼

自己肯定感の高め方にまつわる本も出版している藤本シゲユキさんに、自己肯定感が低い人の特徴や恋愛傾向、良い恋愛をするコツを教えてもらいました。

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感とは、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のことを指します。

自己肯定感が高い人は、良いことがあっても、悪いことがあっても「それでも私には価値があるよね」「私は私で良いよね」と前向きに捉えることができ、心に余裕を持って日々を過ごすことができます。

では、自己肯定感が低い人は日常生活を過ごす中でどんなふうに感じやすいのでしょうか。いくつか特徴をご紹介します。

(1)自分より人の意見の方が正しいように思う

価値観は人それぞれ違ってもいいはずなのに、人と意見が食い違った時、「私の考えがおかしいのかも」「私が間違っているかも」と感じてしまい、人に合わせてしまいます。

(2)何でも責められているように感じる

例えば、仕事でミスを指摘されたり、指導を受けたりするような場面で「自分は責められている」と感じやすくなります。周りから「気にし過ぎだよ」と言われやすい人は要注意です。

(3)人からの評価で一喜一憂してしまう

自分で自分を認められない分、周りからの評価に振り回されやすくなります。少し褒められたり、叱られたりするだけで気分の浮き沈みが激しくなってしまうでしょう。

(4)不満を感じやすい

自分を信頼する気持ちが低い分、人に依存しやすくなります。

「もっとこうしてくれたら良いのに!」と人に対して不満を感じやすい時には、自己価値が下がっていることが多いです。

(5)何でも人と比べてしまう

自分の持っている良さや魅力を認められないため、見た目が美しい人や、学歴が高い人、人気のある人と自分を比べて、惨めな気持ちになったり嫉妬しやすくなります。

参考記事はこちら▼

心理カウンセラーの小日向るり子さんに、この性格の原因と対処法を教えてもらいました。

▶次のページでは、自己肯定感が低くなる原因をご紹介します。

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