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自己肯定感が低いとどうなる? 特徴や原因・高めるコツを解説

服部希美(心理カウンセラー)

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感とは、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のことを指します。

自己肯定感が高い人は、良いことがあっても、悪いことがあっても「それでも私には価値があるよね」「私は私で良いよね」と前向きに捉えることができ、心に余裕を持って日々を過ごすことができます。

では、自己肯定感が低い人は日常生活を過ごす中でどんなふうに感じやすいのでしょうか。いくつか特徴をご紹介します。

(1)自分より人の意見の方が正しいように思う

価値観は人それぞれ違ってもいいはずなのに、人と意見が食い違った時、「私の考えがおかしいのかも」「私が間違っているかも」と感じてしまい、人に合わせてしまいます。

(2)何でも責められているように感じる

例えば、仕事でミスを指摘されたり、指導を受けたりするような場面で「自分は責められている」と感じやすくなります。周りから「気にし過ぎだよ」と言われやすい人は要注意です。

(3)人からの評価で一喜一憂してしまう

自分で自分を認められない分、周りからの評価に振り回されやすくなります。少し褒められたり、叱られたりするだけで気分の浮き沈みが激しくなってしまうでしょう。

(4)不満を感じやすい

自分を信頼する気持ちが低い分、人に依存しやすくなります。

「もっとこうしてくれたら良いのに!」と人に対して不満を感じやすい時には、自己価値が下がっていることが多いです。

(5)何でも人と比べてしまう

自分の持っている良さや魅力を認められないため、見た目が美しい人や、学歴が高い人、人気のある人と自分を比べて、惨めな気持ちになったり嫉妬しやすくなります。

参考記事はこちら▼

心理カウンセラーの小日向るり子さんに、この性格の原因と対処法を教えてもらいました。

▶次のページでは、自己肯定感が低くなる原因をご紹介します。

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