彼女に振られたけどやり直したい。復縁する方法は?
「大好きだった彼女に振られた」。辛い気持ちや後悔に苛まれているかもしれません。ただ、あなたにやり直したい気持ちがあっても、彼女はどうでしょうか? そこで臨床心理士の広瀬絵美さんに、復縁できるかの判断基準や復縁するための方法を教えてもらいました。男性に知ってほしい女性の本音に迫ります。
突然彼女に振られた……。
幸せな関係を急に失ってしまうと辛いですよね。多くの方は、やり直したいと思ってLINEや電話でアクションしますが……実はこれ、逆効果。
復縁を成功させるには女性の心理をよく理解することが一番大切。女心を理解し、やり直したいと思わせる方法を心理学的に解説します。
彼女に振られた理由って何?
彼女とやり直すには、振られた原因を理解することが大切。
原因探索のヒントになるのが、彼女とのささいなけんかや口論。振られる前に以下のような“予兆”はありませんでしたか?
(1)価値観が合わなかった
交際が破綻する原因で最も多いと考えられるのは「価値観の違い」。
具体的には、お金の使い方、休日の過ごし方、仕事への熱量、人生設計、友達付き合いなど。合わない部分が大きくなるとけんかが絶えなくなり、別れにつながることがとても多いです。
中でも、LINEの頻度や内容が火種になることはよくあります。男性からすると、とてもささいに思える返信速度や頻度、会話内容に女心はかき乱されてしまいます。
それは、女性が感情や出来事を共有し合うことを重視する「プロセス脳」だからです。具体的には、以下のようなイメージです。
「明日何時にする?」
「17時集合で!」
このように用件を伝えて終わる男性のLINEに対して、
「明日は何時にしよっか! 午後から雨らしいから早く集合する方がいいかな? てか、何着ていこう……」
「それなら、12時くらいとか? 私は昨日買ったニットのワンピースにしようかな~」
のように、用件以外の感情や出来事も共有し合いたいのが女性。
こういったLINEなどでの価値観の違いから、気持ちのすれ違いが起きていたのかも知れません。
(2)結婚が見えず諦めた
多くの男性にとって、まずは交際をゴールとしますが、女性は違います。交際はあくまでもスタートであり、結婚がゴールなのです。
というのも、男性は本能的に多くの種を残したいと思うものの、女性は一人の男性に大切に守られ続けたいと本能で思うので、交際の時点で結婚を見据えるのです。
ですので、もしかすると二人の交際期間によっては“長過ぎる春”となってしまい、あなたのことを諦めたのかもしれません。また、交際期間がそこまで長くない場合、あなたの結婚願望があまりないことを知り、別れを選んだ可能性もあります。
(3)あなたが本命彼氏じゃなかった
残念なことに、結婚に焦っている女性の中には複数の男性と交際しているケースも。
あなたは本命ではなくキープにされており、本命とうまくいき始めたからお役御免……となったのかもしれません。
(4)彼女に、他に好きな人ができた
お付き合いが長くなると、どうしても新鮮味が薄れていきますよね。
関係がマンネリ化しお互いへの思いやりが減ってきたタイミングに、魅力的な男性と出会ってしまい、あなたへの気持ちが冷めてしまったのかもしれません。
(5)彼女があなたの浮気を疑った
女性は、男性よりも不安を抱きやすい傾向にあります。
あなたが普段より飲みに出掛けることが多くなった、携帯を見る頻度が増えたなど、ちょっとした行動の変化から浮気を疑い、不安で妄想を膨らませてしまったことが原因の可能性もあります。