「ありがとう」感謝を伝える花21選! 卒業・退職・門出のシーンに
感謝を伝える秋の花(9~11月)の花言葉
秋の花には、日本で長く愛されているものもありました。
ミズヒキ「感謝の気持ち」「お祝い」
花が紅白なところや、贈答品に付ける水引に似ていることから、「寿」や「お祝い」という花言葉もあります。
お世話になった人に、プレゼントやお花を贈りたい時や、お祝い事で感謝の意を伝えたい時に使いやすい花です。
祝福したい相手にぴったりな花は、こちらの記事をチェック。
オミナエシ「親切」
能楽の演目になった花で、平安時代の紫式部日記でも「橋の南なる女郎花(おみなえし)のいみじう盛りなるを」と愛でた記述がある、昔から日本人に親しまれてきた花です。
秋の七草の1つでもあり、黄色い小さな花は控え目ですが、とてもかわいく華やかで「美人」という花言葉もあります。
いつも親切にしてくれる女友達や職場の同僚へ、感謝の気持ちと一緒に贈ってみては?
フジバカマ「優しい思い出」「あの日を思い出す」
花は無臭ですが、葉を乾燥させると桜餅のような良い香りがするので、昔の人はにおい袋に入れて持ち歩いたり、髪の毛を洗うのに使ったりしていたそうです。
秋の七草の1つでもあり、『源氏物語』や『徒然草』にも登場するこの花は、奈良時代に日本へ渡来したといわれています。
優しくしてもらった人に、エピソードを交えて感謝を伝えたい時に渡しやすい花ですね。
マツバボタン「親を思う気持ち」
夏の暑さにも負けず、日照りにも強いので「日照り草」とも呼ばれています。色は白、黄色、赤、ピンクと色とりどりで、葉は肉厚です。
花が咲き始める頃に茎を切って土に刺しておけば、また同じ花が咲きます。それほど強く育てやすい花なので、親へ感謝を伝えたい時に贈ってみてはどうでしょうか。
メランポジウム「小さな親切」
ちょっとしたお礼に花を贈りたい時にぴったりな花言葉を持つ、メランポジウム。
夏の暑さにも強く秋まで咲き続け、明るさを感じさせる姿も人気で、プランターや花壇でもよく見られるお花です。
花を長く楽しみたいなら、咲き終わった花がらをこまめに摘み取ってあげてください。