「つまらない人生」だと感じるなら。楽しい人生へと変える対処法
つまらない人生と感じた時の対処法
それでは、人生を楽しくするためにすべき具体的な行動を解説させていただきましょう。
(1)起伏を作る
「つまらない人生」を一言でまとめると、「起伏のない人生」のことで御座います。
重要なのは起伏。つまり、起(良い出来事)でも伏(悪い出来事)でもいいので波を作ることが重要になるので御座います。
もちろん「起」を作ることができるのであれば、それに越したことは御座いません。しかし、「起」を作ろうと思って「起」を作ることができるのであれば、そもそも「つまらない人生」になどなることはないでしょう。
ですので、人生を楽しくするのであれば、まずは「起」ではなく「伏」を作るのです。「伏」を作れば、自ずと今この瞬間が「起」になり人生に「起伏」を作ることができるのです。
ただ、「伏」を作るといっても、借金を背負うなどの重たいものを作る必要は全く御座いません。
人気YouTuberの東海オンエアさんなどは、動画の度に罰ゲームを設けて「伏」を作っております。彼らのまねをするのはともかく、参考にするには非常に良い見本になるでしょう。
例えば、「1週間エレベーター使用禁止生活」とか「1カ月電車で座るの禁止」とか。その程度で構いません。その程度であっても、人生に「伏」を作り、相対的に今の人生を「起」とすることはできるでしょう。
ちなみにこの方法は実際に私もやっている方法であり、これまでに私が受けた罰は「2日間断食」「1カ月コンビニ禁止」「山手線半周歩く」など。
どれも単純につらくて二度とやりたくはないのですが、その「伏」を逃れた瞬間は家の近くにあるファミリーマートですら、銀座の高級店のように感じました。
(2)何かを作る
もしも過去にイラストや執筆、音楽などのクリエイティブな趣味をした経験があるのであれば、それを再開するといいでしょう。
まずは、何でもいいので「作品を作る」という経験を一度してみることをおすすめさせていただきます。
2,000~3,000円でできる陶芸体験でも構いません。また、ガラス細工体験でもアクセサリー作り体験でも何でもいいのです。
作るという経験は、人生を超高確率で楽しい方向に導くことは間違いありません。もちろん、そのような経験が全く楽しいと感じられない方も中にはいらっしゃいますが、それは作った後に考えればいい話でしょう。
(3)あえて失敗前提の行動をする
例えば、友人と食事に行ってその店が信じられないほどまずかったとしましょう。その時に「最悪だ」と考える人は、残念ながら人生を楽しくすることが難しいと言わざるを得ません。
「まずいものはまずい」と捉え、その店に低い評価を与えること自体は何の問題も無いでしょう。上述したように、人生の「伏」を作るという意味でも、「まずいものをまずい」と捉えること自体は何の問題も御座いません。
しかし、それを「嫌な思い出」としてのみ記憶してしまうと、残念ながら人生にどんどん「嫌な思い出」ばかり増えてしまい、人生はどんどん悲しい方向に進んでしまいます。
さらに、失敗を「嫌な思い出」と捉えてしまうと、行動することが嫌になり、どんどん「意志のある行動」をしなくなってしまうのです。
ですので、失敗を「嫌な思い出」ではなく「良い経験」と捉えることが、楽しい人生には必要不可欠です。
詭弁のようになりますが、嫌なことがあるからこそ楽しいことがあるのです。もしも楽しいことしかなかったら、それはもう楽しいことではなく「普通のこと」になってしまうのです。
とはいえ、失敗を受け入れて、慣れるようになるのは簡単なことでは御座いません。日頃から失敗に対して免疫を持つような生活をして慣れていかなければ、失敗を良い経験にすることは難しいのです。
それでは、失敗に免疫を付けるためにはどうすればいいのか。それは、ずばり「意図的に失敗するような経験を積むこと」が最も簡単な方法でしょう。
例えば、私は知らない街に行った時に、お店のことをネットで一切調べずに適当に選んでお店に入るようにしておりますが、これはまさにその典型。あえて失敗前提の行動をしているのです。
そして、そのように失敗をしまくっているからこそ、いざ失敗をしてしまったとしても「まぁこれも良い経験だ」と開き直ることができているのだと思います。