ダメ男とは? 3つの特徴とダメ男を好きになる女性心理
恋愛の場面において耳にする「ダメ男」という言葉。一言でダメ男といっても、さまざまなタイプが存在します。今回はそんなダメ男の特徴や、彼らに惹かれてしまう女性心理について、恋愛コラムニストの藤本シゲユキさんに解説してもらいました。
「ダメ男」と呼ばれる人種がいます。
しかし、何がダメなのか、どこからどこまでがダメなのかという具体的な基準を分かっている人は少ないです。
そのため、この「ダメ男」という言葉の意味が抽象的なものになってしまい、ぼやけた解釈で認識している女性もいるかもしれません。
今回のコラムでは、そんなダメ男の特徴と、好きになる女性心理についてお話します。
「ダメ男」とはどういう男性なのか
ダメ男をカテゴリー分けするのだとしたら、大きく3つに分類されます。
その3つについて、それぞれ解説していきます。
(1)女癖が悪く浮気しがち
ダメ男と聞いた人が一般的に連想するのが、これではないでしょうか。
パートナーがいようがいまいが、いいなと思った女性には近づき、すぐに肉体関係を持とうとする。そんなイメージを抱かれている方が多いかもしれません。
言うまでもなく女癖が悪い男性はダメ男に分類されるのですが、何がダメなのかというと、そこに傷ついている女性が存在しているのにもかかわらず、手を出した本人には何の罪悪感もないところにあります。
男女問わず浮気癖がある人は直らないといわれていますが、なぜ直らないのかというと、罪悪感がないものに対して、後ろめたい、恥ずかしいという気持ちにならないからなんですね。
なので、女癖が悪いタイプのダメ男は誰と付き合っても同じことを繰り返すし、そもそも何が悪いのか自分でも分かっていないから、平気で女性を傷つけることが何度もできるというわけです。
(2)お金の使い方が荒すぎる
「ダメ男=ギャンブル狂」というイメージの方も多いのではないでしょうか。
確かにこの解釈は間違っていないですし、実際に僕が今まで見てきたギャンブル狂の男性は、ことごとくダメでした。
何がダメなのかというと、稼ぎ以上の金額をギャンブルにつぎ込むわ、お金がなくなったら平気で借金するわで、完全にギャンブル依存になっていたからです。
そのくせ、人並み以上のお金を手に入れたがる。しかし、本人はお金を手に入れるための努力はしようとしない。こういったところを引っくるめてダメなんですよね。
このようにギャンブル狂だとダメな理由が分かりやすいのですが、ダメ男の中には、ギャンブルはやらないけれど、尋常じゃないお金の使い方をする人がいます。
お金を使う対象がキャバクラや風俗など分かりやすい例もあれば、ブランド品や車など見栄を張ることが前提の場合もあります。
ギャンブル狂に限らず、金遣いが荒すぎるタイプのダメ男は何がダメなのかというと、お金にだらしなさすぎるところ。
さらに金銭的価値観がバグりまくってるから、借金することに罪悪感もないし、なんだったらお金を返さないまま、いわゆる「飛ぶ」という行為に出る人も多いです。
(3)都合の悪いことからは逃げる
「ダメ男=仕事が長続きしない人」というイメージの方もいらっしゃるでしょうね。
一般的に仕事が長続きしない人は、「忍耐強さがない」「夢を見すぎ」「根性が足りない」などといわれています。
端的に言うと、こういう人は「都合が悪いことが起こる度に逃げる」から、仕事が長続きしないんですよね。
仕事でミスをしたから居づらくなった、上司に怒られて次に顔を合わすのが気まずい、そもそも仕事が楽しくないなど、至って個人的な理由で、働いて間もない段階なのに辞める男性が世の中には存在します。
しかもこういった男性は、ちゃんと退職する旨を上司に伝えるわけでも、辞表を提出するわけでもなく、そのまま飛ぶケースの方が多いですね。
いわゆる「ブッチ」というやつですが、社会人になってもそういうことを平気でする人は実際にいます。
このタイプのダメ男がなぜダメなのかというと、仕事が長続きしないところではなくて、都合の悪いことが起こったら、何の責任も取らずに逃げるところにあるんですよ。
なのでこのタイプの男性は、仕事だけじゃなくてプライベートでも都合の悪いことが起こる度に逃げます。
その逃げ方は、時間を置いてなかったことにする、無視する、逆ギレする、論点をずらして煙に巻くなどさまざまですが、とにかくやったことの責任は最後まで取らないです。