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本当の「思いやり」とは何か。思いやりがある人とない人の決定的な違い

ラブホの上野さん

思いやりがない人になってしまう理由

「衣食足りて礼節を知る」というのは、中国の書物である『管子(かんし)』の言葉で御座います。衣服や食料といった生きるために必要なものが十分に足りてから、初めて礼儀作法などに気を向ける余裕ができるという意味です。これは思いやりにも当てはまることでしょう。

残念ながら、多くの人間は自分が満たされて初めて人に優しくできる生き物なので御座います。明日の食事もままならないような状況で、人に優しくできる人などそうそうおりません。

逆にいえば自分の生活がそこそこ満たされていれば、大抵の人は人に優しくできる、思いやりのある人になれるので御座います。

ですので、もしも皆さまが思いやりのない人に出会ってしまったとしたら、その人のことを「性格の悪い人」と思うのではなく、「生活が満たされていない人」と考えるようにした方が良いでしょう。

その人だって生活が満たされていれば、そんな思いやりがない人にならずに済んでいたのかもしれないのです。

思いやりのある人と思いやりがない人の最大の違い

もちろん原因がどうあれ、思いやりがない人は少し厄介なので距離を取るのは構いません。ただ、同じ距離を取るにしても「嫌な人だ」と思って距離を取るのと、「かわいそうな人だ」と思って距離を取るのでは意味合いが全く異なります。

ある意味でこれもまた思いやりの心でしょう。

たとえ思いやりがない人に出会っても「嫌な人」と思うのではなく、「かわいそうな人」と思って理解をする。そんな「相手を理解しようとする」その心こそが、思いやりの心の本質であると言っても過言ではありません。

もちろん世の中にはどれほど満たされても思いやりの心が持てない、生まれながらの悪人も存在すると思いますが、そんな人は決して多くはないのです。

前述した通り、思いやりがない人のほとんどは、思いやりの心がないのではなく生活が満たされていないだけなのです。

生活さえ満たされていれば、大抵の人は思いやりの心を持てるもの。逆に言えば、皆さまが今思いやりの心を持てているのは、皆さまの生活が満たされているからということに他なりません。

重ね重ねになりますが、思いやりの心がない人と一緒にいると自分の人生がメチャクチャになってしまうこともありますので、最終的には距離を取ることも必要だと私は思います。

しかし距離を取るにしても、相手に対して一定の理解を持てるかどうか。その差こそが、思いやりのある人と思いやりがない人の最大の差なのかもしれません。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

※この記事は2020年07月30日に公開されたものです

ラブホの上野さん

都内某所のラブホテルスタッフ。

自分のホテルの売り上げを増やすためにラブホテルへの誘い方をツイッターで伝授していたところ、そのテクニックが話題になり漫画原作やコラムの執筆をすることになる。

漫画『ラブホの上野さん』原作。恋愛コラムライター。某ラブホテル店長。

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