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素直になれない人の心理。自分を嫌いになる前に試したい5つの方法

桑野量(心理カウンセラー)

素直になれない自分に、嫌気が差すことはありませんか? つい思ってもいないことを言ったり、ひどい態度を取ってしまったり……。そんな自分を嫌いになってしまう前に、試してほしいことがあると心理カウンセラーの桑野量さんは言います。素直になるには何をすればいいのでしょうか? 詳しく紹介します。

自分がもう少し素直になれていたら、あの人ともうまくいっていたのかな?

もうちょっと自分の意見を伝えられたなら、仕事でもうまくいったかな?

素直になれないことで、恋愛でも仕事でも生きづらさを感じてしまうかもしれません。

ただ自分の気持ちをありのままに伝えるだけなのに、どうして素直になれないのでしょうか?

素直になれない自分のことを嫌いになる前に、自分を変える方法を試してみませんか?

素直になれない人の仕事の傾向

「あの時もっと素直になれたら良かったのに」。

そうやって過去を後悔してしまうことはありませんか? 素直になれないことで起こってしまう仕事の問題とは?

(1)上司や同僚とうまくコミュニケーションが取れない

素直になれないことで、職場の人間関係がうまく形成されずにマイナスな影響を与えてしまうこともあります。仕事を円滑に進めるためには、コミュニケーションが大切になってくる場面がありますからね。

(2)仕事を断れない

手に負えない仕事を引き受けてしまう、誰かに頼ることができないなど、素直に自分の状況を伝えられないと、自分のキャパシティー以上の仕事を抱えてしまうこともあります。

(3)チームで仕事ができない

コミュニケーションへの苦手意識から、複数の人と一緒に進めていくプロジェクトに抵抗が出てきてしまうかもしれません。

(4)好きな仕事ができない

例えば、転職して自分の本当にやりたい仕事に就きたいと思っていても、それを素直に伝えることができずに、自分に合っていない仕事を続けてしまうかもしれません。

素直になれない人の恋愛傾向

素直になれない人にはどのような恋愛傾向があるのでしょうか。

(1)恋愛が長続きしない

素直になれないことで、あなたの気持ちが相手に伝わりづらくなってしまうことがあります。好きな気持ちでさえ、相手にうまく伝えることができていないということもあります。

(2)相手に合わせて無理をしてしまう

自分の気持ちを伝えることが苦手だと、ついつい相手のペースに合わせてしまいます。尽くし過ぎてしまう恋愛や我慢ばかりしてしまう恋愛が多くなるかもしれません。

(3)恋人関係に発展しない

気になる相手と良い雰囲気になっても、素直に思いを伝えることができないと、そこから恋愛関係へと距離を縮めることができないかもしれません。

(4)過去の失恋を忘れられない

「もっと素直になれたらうまくいったかもしれないのに」。その気持ちが後悔を強くさせて、過去の恋愛に執着してしまうことがあります。

(5)すれ違いが多い

素直になれない人は、自分の気持ちを上手に相手へ伝えることができません。ストレートというより遠回しな表現を使いがちです。

また、変な意地を張ってしまい、そもそも「気持ちを伝える」という行為自体避けてしまうことがあります。

その結果、恋人とのすれ違いが多くなるでしょう。

(6)事実から目をそらしがち

素直になれない人は、事実から目をそらしてしまうことも珍しくありません。

例えば、「今、恋人との間にすれ違いが発生しているのではないか」など、認めたくないことは見て見ぬふりをしてしまうこともあります。

そういったことが積もり積もって、大きなトラブルになってしまうケースもあるようです。

(7)別れ際にこじれることがある

素直になれない状態が続いた結果、別れ際に問題が発生することも考えられます。

例えば、それまでずっと我慢していた気持ちが爆発して、「私はこんなに耐えていたのに!」と怒りをぶつけてしまう人がいるかもしれません。

また、別れ際になってから「本当はあの時こうしてほしかった」などと言って、恋人を困らせる人も。

当時素直になれなかったしわ寄せが、全部別れ際にやってきてしまうのです。

▶次のページでは、素直になれない人の心理を解説します。

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