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同調圧力とは? 負けずに自分らしくあり続ける方法

トイアンナ

なぜ職場で同調圧力が生まれてしまうのか

ですが、同調圧力は得てして苦痛をもたらします。好きな人を好きと言えなかったり、苦手なものを笑顔で受け入れる必要が出てきたり。職場では特に、同調圧力が苦痛となりやすいものです。その理由は、同調圧力が強い場所だから。

先ほどの選挙や芸能人は、最後に「自分の好み」で選ぶ余地があります。しかし、職場では「〇〇さんって、何か苦手」とお局さんが言おうものなら、全員で「そうですよね~」と乗らなくてはいけなかったり、上司の「そんなんじゃ結婚できないよ」という言葉をセクハラ! と心中で毒づきながらも「いやあ、もう諦めてますわ~」と受け流したりと、同調圧力の強さがハンパないのです。

職場では立場の上下が決まっています。そして、何に同調すべきかは「立場の強い人」が決めてしまえます。ですから、同調圧力が強く、苦痛を感じやすいのです。

なぜ、職場で同調圧力に屈してしまうのか

あなたが職場で同調圧力に屈してしまうのは、ひとえにあなたが「同調するスキル」を持っているからです。

私は空気を読めない人間だと自覚しています。そんな私は、同調圧力を感じる能力が低く、協調性を求められる職場では浮きがち。日本の一般的な会社で勤める能力がまるでなく、それがフリーランスをやっている理由の一つでもあるわけです。

ですから、同調圧力に屈するあなたは、少なくとも「同調圧力を感じ取る能力があって、しかもある程度適応できている」と自信を持っていただきたいのです。同調圧力に従うためには、高度な社会性が必要です。そしてあなたは、それを持っている人間なのです。

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