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意欲がわかない原因とは? やる気が出ない時の対処法を解説

高見綾(心理カウンセラー)

頑張る必要があるのに、「どうしても意欲がわかない」ってこと誰にでもあるはずです。そんな時、意欲を出すにはどうすればいいのでしょうか? 心理カウンセラーの高見綾さんに教えてもらいます。

仕事や勉強、作業などやらないといけないことはあるのだけれど、「全然意欲がわかない時」ってありますよね。誰にでも起こり得ることですが、やる気が出ないと困ってしまうもの。

意欲がわかないのにはさまざまな原因があります。

そこで今回は、その場ですぐにやる気を出すコツや、必要な時に意欲がわくようにするための習慣作りについて紹介します。

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何もやる気が起きないのはなぜ? 無気力改善法や日々の過ごし方とは

意欲がわかない原因

では、そもそもどうして意欲がわかない状態になるのでしょうか。その原因をお伝えします。

(1)物事を自分の思うように進めることができないから

意欲がわかない原因の一つは、やりたくないことをやっているから。

例えば仕事であれば、仕事内容そのものがやりたくないことである場合もありますし、自分に裁量権がなく思うように進めることができない場合もあるでしょう。

他には、仕事を頑張ったとしても、その先にある未来が自分の望んでいるものではないような場合はやる気が低下します。

(2)ストレスや疲労が蓄積しているから

朝は早く起きて出勤し、お昼を食べる暇もないくらいハードな仕事をこなし、夜は遅くに帰宅……というように、やるべきことが多すぎてストレスが溜まっているような状態が続くと、心身共に疲労が蓄積し、意欲が低下します。

また、達成感があればいいのですが、やってもやってもうまくいかなかったり、頑張っても評価されない状況が続いたりすると報われない感覚になり、やる気が起きにくくなります。

(3)毎日に刺激がないから

毎日同じ人と会って、同じようなことをしていると、生活にメリハリがなくなります。

刺激のない毎日が続くと、感覚が鈍感になり、何となくだるくなったりぼんやりしたりと、無気力な状態になりがちです。

今が楽しいわけでもないし、満足しているわけでもないけど、とりたてて悪くもない。そんな状態が続くと、喜怒哀楽が乏しくなりやる気も低下していきます。

参考記事はこちら▼

Twitterの妄想ツイートで有名なもちこさんが「刺激を得る方法」を解説します。

▶次のページでは、意欲がわかない時の対処法を紹介します。

※この記事は2020年05月26日に公開されたものです

高見綾(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

“質上げ女子”のカウンセリングをメインで行っている。電話、面談(ZOOM、名古屋)によるカウンセリングや講座を中心にあなたのお悩みをサポート。

大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事。自身の悩みを解決するために心理学を学びはじめ、人生がうまくいくためには特定の法則があることに気づく。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただいている。

著書は「ゆずらない力」(すばる舎)。他、PHPスペシャルに記事を寄稿するなどマルチに活動中。

高見綾のブログ https://takamiaya.com/

 

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