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失恋から立ち直る方法は? 心理カウンセラーが教える7つの方法

永瀬なみ(幸せコラムニスト・カウンセラー)

ケース別・失恋の立ち直り方は?

失恋と言っても、そのあり方はさまざまです。あなたの立場、状況によって、効果的な立ち直り方は変わってきます。

ここからは、5つの代表的なケースに分けて、失恋から立ち直る方法を考えていきます。

(1)女性の失恋の立ち直り方

まずは、女性が失恋した場合の立ち直り方についてです。

女性の恋愛は「上書き保存」と言われますが、恋愛をしている時の熱量は男性よりも高いケースが多いかもしれません。つまり、吹っ切った後の切り替えは早いものの、恋愛の渦中にいる時は一途で相手に依存している可能性があります。

自覚がある場合は、この「依存」をどうにかすることがポイントでしょう。

「彼氏しかいない」「彼以外との未来なんてあり得ない」という自己暗示をかけていませんか? 全くそんなことないのです。彼の存在は6000万分の1。冷静になって、自分にかけている呪いを解いてあげましょう。

視野を広く持つために、とりあえず多くの人と会ってみることをおすすめします。「彼以外にも男性はいくらでもいる」という事実に気づきましょう。

参考記事はこちら▼

女性向けの「失恋から立ち直る方法」を紹介します。

(2)男性の失恋の立ち直り方

一方の男性の恋愛は「フォルダ保存」と言われがち。1人1人の相手との思い出を大事にしまっておく人が多いということです。

これを逆手にとって、失恋した相手のことを早く思い出にしてしまいましょう。ひとしきり「あそこに行ったのは楽しかったな」「あれは初めての経験だったな」と記憶をたどるのです。浸りきった後は、恋愛が現在進行形ではなく過去の思い出になったことに気づき、案外すっきりするかもしれません。

また、男性は悲しいことがあっても表に出さず、我慢しがちです。仲の良い女友達に「こんな大失恋をしてさ……」と話を聞いてもらうのもいいでしょう。言葉と共に、ストレスもきちんと吐き出すのです。

参考記事はこちら▼

男性向けの「失恋から立ち直る方法」を紹介します。

(3)片思いによる失恋の立ち直り方

実らなかった片思い。恋人相手の失恋とは、また違った虚無感が残ります。

悲しみだけでなく、「あの時、どうしてこうしなかったんだろう」といった後悔がついてくるかもしれません。

片思いによる失恋では、自分を執拗に責めないようにしましょう。正直、恋愛に「こうしなければ付き合えた」は存在しません。小さな行動が失恋のトリガーになったわけではなく、何をしていても縁がない相手だったのです。そんな割り切りが必要でしょう。

ちなみに、片思いが実らないと「私は誰とも付き合えないのかもしれない」「また振られたら嫌だ」と弱気になるものです。しかし、そんなこともありません。相手が変われば、恋愛の形も結果も変わります。

「これに懲りず、また恋愛してやろう!」と前向きな気持ちは忘れないでくださいね。

(4)職場の相手へ失恋の立ち直り方

嫌でも顔を合わせる職場の相手。そんな存在への失恋は、吹っ切るきっかけを作りにくいものです。

どうしてもつらいなら、1~2日お休みをもらうのもいいでしょう。会社によっては、「失恋休暇」なるものを設けているところもあります。それくらい、失恋は大きな出来事。場合によっては自分を甘やかしてもいいのです。

心の休息が取れたら、今度はバリバリ仕事に打ち込みましょう。

この時、失恋相手との接触を意識しすぎないこと。故意に避けず、かといって目で追わず、目指すは「無」の状態。仕事のことだけ考えていれば、徐々に時間が解決してくれます。

(5)芸能人への失恋の立ち直り方

ちょっと違った角度から失恋を見ていきましょう。

リアコの人にとっては、芸能人の熱愛報道も、結婚報道も大事件。大失恋と言えるでしょう。

つらい時は、好きな芸能人やその相手の情報をシャットダウンしてみましょう。作品に触れると、また虚無感が襲ってくるので鑑賞は避けて。

もしくは、同じ気持ちを持つファンと共感し合うのもおすすめ。1人でいるともやもやするのは人間の性。「本当につらいよね、これからどうしよう!」と、仲間と騒いでストレス発散するのもありでしょう。

▶次のページでは、男女に聞いた「失恋から立ち直るためにやったこと」の体験談を紹介します。

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