視野を広げる意味とは? メリットと視野を広げる方法
視野を広げるには? 3つのトレーニング方法
いま、視野が狭いなあ……と自覚している方。または、視野を広げたほうがいいとアドバイスを受けた方は、視野を広げるトレーニングをしてみましょう。
(1)破天荒な体験談を聞く
視野を広げる手っ取り早い方法は「いろいろな人生のパターンを知る」ことにあります。周りから自分が想像できないような、人生経験を聞きましょう。
例えば私が最近聞いたのは「一族全員が起業家の家庭」「高卒ひきこもりから、大学に入らず、いきなり大学院を受験して院卒になった人」「覚せい剤で逮捕された人の懲役体験」などです。
成功体験だけ聞いても、視野は広がりません。失敗談から信じられない話まで、幅広く話を聞いてください。
(2)ノンフィクションの本や映像で知見を広める
本の中でも特にノンフィクションの本は「周りにいない人の経験を知る」いいチャンスです。
私は中学生のころ『ワイルド・スワン』を読み、戦争・革命・飢饉・経済自由化と、めまぐるしく変わる中国で強く生きる女性の物語に衝撃を受けました。
そのほか、本が苦手な方には、事実をもとにしたドラマや映画がおすすめです。
Netflixで見られる『ナルコス』はいくら警察が努力しても麻薬取引を止められない苦悩を学べます。映画『ソーシャル・ネットワーク』からは成功を求める者が、親友と争う覚悟も必要だと知らされます。
ぜひ、身近なノンフィクション作品に触れてみましょう。まずは月1冊、月1本の作品から始めてください。
(3)学びや経験したことをメモしていく
人や作品に漫然と触れても、学ばなければ意味はありません。そのときどきで、学んだことを一言でいいので、言葉にしていきましょう。
メモは1冊のノートにまとめて、たまに振り返ります。そうすると、いつしか自分だけの名言集ができていきます。自分で学んだ名言集は、視野を広げる力になります。
視野が広がると人生がもっと楽しくなる
視野が広がると、年収が上がってストレスが減る……って、とっても幸せな人生じゃないですか?
視野が広がれば、嫌いな人のことがどうでもよくなります。そして「自分がなんのために生きるか」「社会にどうかかわりたいか」という大きなテーマで物事を考えられるようになります。
ぜひ、人生を楽しむためにも視野を広げていきましょう。あなたの名言集ができる日は、遠い未来ではありません。
(トイアンナ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年03月26日に公開されたものです