視野を広げる意味とは? メリットと視野を広げる方法
視野が広い人の3つの特徴
「視野が広い人」ってそもそもどういう方か、まずは見ていきましょう。
(1)社会と自分をリンクさせる
仕事において、視野が狭い人ほど「職場の人が好きか・嫌いか」だけで動いてしまいがちです。
好きな人だから、いい仕事を回してあげる。嫌いな人だから、大事なメールも転送しない……なんて人が、典型的な視野の狭い人です。
逆に、視野が広い人は「この会社にとってのメリットは何か」という視点で仕事を回します。
さらに視野が広い人ならば「社会をよりよくするために、この会社は何ができるだろうか。ひいては、自分はどう力になれるか」といった、「社会全体―会社―自分」の規模で物事をとらえます。
(2)「いま偉いだけの人」に媚びない
視野が狭い人は、よく「現時点で偉い人」に媚びます。そうすることで、いまの職場環境を居心地よくしたいからです。
ですが、視野が広い人は「これから偉くなりそうな人」「これから自分を引き立ててくれる人」へ融通を図ります。長期的なメリットを想定して、身のふり方を考えるのです。
(3)視野の狭い人を優しく切り捨てる
自分は視野が広い……と、思いたいだけの人は、視野が狭い人を公でバカにします。「好き嫌いでかわいがる後輩を決めるなんてバカみたい」といった悪口を言ってしまうのです。
視野が広い人は、視野が狭い人も会社に必要だと理解しています。
そして、視野の狭い人が「あの人キライ」と悪口を言っても、笑顔で受け止めます。
悪口に参加はしませんが、会社で居心地よく働いてもらうために、視野の狭い人のガス抜きをしてあげるのです。
一方、心の底では視野の狭い人を切り捨てているため、怖いとも言えます……。