断れない人の心理とは? 特徴5つと断れない性格の直し方&対処法
断れない人の5つの特徴&心理
嫌だと思っているのに断れないのには、それ相応の理由があります。ここでは断れない人の特徴や心理について解説します。
(1)揉めたくない気持ちが強い
断れない人は、人の気持ちにとても敏感です。穏やかで平和であることを望むので、人が感情的になっている様子を見るのは苦手です。
断ることで関係が悪くなるというのが一番避けたいことなので、「自分が我慢すれば丸く収まる」と考えがちです。
(2)いい人だと思われたい願望がある
嫌われるのが怖くて、いい人に思われたい気持ちが強く、断ったら「冷たい人だと思われるのではないか」と恐れています。
自分が誘って断られたら傷ついてしまうことが多いため、相手も同じように傷つくのではないかと感じています。
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「良い人」を辞める方法はあるのか、心理カウンセラーの秋カヲリさんが解説します。
(3)役に立ちたい気持ちが強い
断れない人は、困っている人がいるなら助けになりたいと純粋に思っています。
「相手の喜ぶ顔が見たい」「相手の期待に応えたい」という思いから、自分の都合より相手の都合を優先してしまいます。
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誰かの役に立ちたい、必要とされたいと感じる心理について、化粧心理学者の平松隆円さんが解説します。
(4)自己評価が低い
自分に自信がないので、相手のいうことを聞いて自己評価を上げようとします。
「誰かに頼りにされる自分」「役に立てる自分」に価値を見出しているのです。つまり、断ることは自分の価値を失うことにつながるので、怖くてできないのです。
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自己評価が低い人の特徴や向き合い方を心理コーディネーターの織田隼人さんが解説します。
(5)人を頼ることが苦手
断れない人は責任感が強く、「頼まれたからには頑張ろう」となんでも自分でやろうとするところがあります。
仕事ができるがゆえ、抱え込みすぎてしまうことも。
また、自分が断ることが苦手だから、人に頼むと「相手も同じように負担に感じるだろう」と考える人が多いです。