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専門家 メンタル

嫌われたっていい! 「いい人」をやめる3つの方法

萩原かおり(心理カウンセラー)

こんにちは、心理カウンセラーの萩原かおりです。気遣い上手で協調性を重んじる日本人は、どうしても周囲を気にして「いい人」におさまりがち。よく「いい人、いい人、どうでもいい人」と言いますが、かえってあなたの魅力を損なっている可能性があります。今回は「いい人」の特徴や心理、そこから脱却する方法を解説します。

■なぜ「いい人」になろうとするの?

ついつい「いい人」を演じてしまう人には、どんな心理が働いているのでしょうか。

◇「いい人」を演じる心理って?

どんな人にも「~したい」という欲求があります。それがあるから、何らかの行動をするのです。こうした行動を説明するために分類した欲求を社会的欲求と言います。そして、代表的な社会的欲求に「人と結びついていたい」と考える親和欲求と、「自分の存在を他人に認めさせたい」と考える承認欲求があります。
「いい人」を演じがちな人は、この親和欲求と承認欲求が高い人だと言えます。ある程度は必要ですが、過剰だと「いい人」になりすぎてしまい、かえって自己主張がなく芯がない人だと思われてしまいますよ。

◇つい「いい人」になってしまう人の特徴

「いい人」になってしまう人には共通点があります。あなたにもこんな一面はありませんか?

☆他人に気を遣いすぎる

自分といるときに居心地がいいと思われたいあまり、友人に気を遣わせまいとする人は「いい人」になりがちです。かえって自分が相手に気を遣いすぎて、気疲れしてしまうタイプ。ほかにも頼りにされたいと思って落ち込んだり悲しんだりしている友だちにこまめに連絡を取る人も、相手に気を遣いすぎて心に負荷をかけてしまうことがあります。

☆他人からの印象を気にして行動する

会社のミーティングなどでも、その場にいる人たちにどう思われるかが気になってしまい、とにかく嫌われないようにふるまう人も「いい人」になってしまいます。大事なシーンでも自分の意見を言えず、のちのちすれちがってしまうことも。「偉そうな人だと思われたくない」「わがままだと思われたくない」というように、「~と思われたくない」と考えている人は要注意です。相手に合わせて自分の考えを変えるのは、あまりいいことではありません。

☆NOと言えない

「いい人」はNOと言えない人でもあります。「嫌われたくないから、いっしょにいて楽しくない人でも誘われたら断らない」「本当は疲れて家に帰りたくても、飲み会に誘われたら無理してでも参加する」というように、相手に言われるがまま自分の都合を無視して行動してしまう人も「いい人」の特徴を持っています。

☆自分の本音を伝えられない

相手に負担に思われたくないからと自分の本音を隠してしまうのも「いい人」の特徴。「こんなことを言ったら相手の負担になるんじゃないか」「めんどうくさいやつだと思われるんじゃないか」と思って、相手に本音を伝えられず、悩みごとを相談できないことはありませんか? そうやって知らず知らずのうちに自分の感情に蓋をしてしまい、ストレスがたまっていきます。

◇「いい人」を演じるのが疲れる理由

「いい人」を演じるとストレスになり、疲れてしまいます。なぜかと言うと、自分中心ではなく他人中心の考え方で行動しているから。自分自身に注意関心を向けず、他人にばかり注意関心を向けているので、自然と負担に感じることが増えていきます。
こうした行動を積み重ねると、他者意識ばかりが育っていき、ますます相手主体のコミュニケーションを取るようになります。「自分がどうしたいか」よりも「他人から自分がどう思われているか」が気になってしまい、本当に自分が望む行動とはちがった行動をするようになるのです。

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