あなたを成長させる「自信喪失」からの回復法
ストレス耐性をつけるには
最後に、自信喪失したときに降りかかるストレスに、対応する力をつける方法をご紹介します。
(1)物事の良い面を見る習慣をつける
根本的な自分の価値に揺るぎない自信があれば、自信喪失するような出来事があっても、表面的な落ち込みだけで深い傷にはならないものです。
自分のコアな部分に自信を持つためには、いつも物事の良い面を見ていくこと。
自分のことも「今回はここがダメだったけど、こんないいところもあるよね」と、良い面を見つけます。落ち込む出来事があっても、「これをきっかけに変えていけば、もっと良くなるかもしれない」と捉えてみるなど、見方を変える習慣をつけましょう。
(2)「ま、いいや」と口に出す
自分に厳しい完璧主義の人は、無意識のうちに高いハードルを設定しており、それがクリアできない自分を責めるので、自信喪失しやすくなります。
ストレス耐性をつけるには、ハードルを下げて自分に優しくすることが大切です。何か失敗したことがあっても「ま、いいや! しょうがないもんね」と口に出すことで、気持ちが随分と軽くなるはずです。
(2)つながりをつくっておく
落ち込んだときにひとりぼっちだと、余計にダメージが深くなります。日ごろから、心のうちを話せる友人など、つながりをつくっておくと心強いです。
「何かあったら〇〇ちゃんや〇〇さんに聞いてもらえばいいや」と思えると、失敗を恐れることなくチャレンジしていけるでしょう。
落ち込んだぶん成長できる
自信喪失したときは、落ち込みますし精神的に本当につらいものですが、自分に足りないところに気づけるチャンスでもあります。
まずはゆっくりと休んでリフレッシュし、心を落ち着けましょう。自分に寄り添い冷静になれたら、今できることに集中できるはず。
一度落ち込んでも、回復してもう一度立ち直ることができたら、そのときには一回り成長しているはずですよ。
(高見綾)
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※この記事は2020年02月25日に公開されたものです