あなたを成長させる「自信喪失」からの回復法
「私はダメな人間だ……」そんなふうに、自信喪失してしまうことはないですか? 今回は、自信をなくしてしまった場合の回復法や、ストレス耐性をつける方法を心理カウンセラーの高見綾さんに解説してもらいます。
自信喪失した経験は誰でも一度はあると思います。落ち込んで自分がダメなように感じてしまうときもありますよね。
今回は、自信喪失する原因やその回復法を詳しく解説します。
できれば傷は浅く済ませたいもの。うまくいかないことがあっても立ち直りを早くするために、日ごろからできるオススメの習慣も紹介します。
自信喪失とは?
自信喪失とは、「自分の能力や価値がないのではないか」と感じて自信をなくすことをいいます。
例えば、資格試験に合格できなかったときに「あんなに必死にやってもうまくいかないなんて」「ほかの人は合格してるのに自分はなんてダメなんだ」と自分の力のなさを痛感します。
また、家族仲が悪かったり職場でも人間関係がうまくいっていなかったりすると「私は誰も喜ばせることができない」と感じ、存在価値が根底からぐらついてしまうことも。
自信喪失すると、多くの人は「自分がダメだからだ」と責めます。気力が失われて何もしたくなくなったり、目の前の現実から逃げ出したくなったりもします。
そこでリフレッシュできれば徐々に回復していきますが、自分を責め続けているとダメージが広がり、回復が遅れます。