人間が嫌いな人の特徴とは? 人間が嫌いになる原因や克服方法も解説
人間が嫌いになる原因
では、なぜ「人間が嫌い」になるのか原因として考えられることをもお伝えします。
(1)愛情に満たされなかった幼少期の経験から
自我が未発達な幼少期は非常にわがままです。そうした自分の状態を「丸ごと愛してもらえた」という体験によって自己肯定感は醸成され、この自己への肯定感が他人への肯定感につながっていきます。
つまり、愛情に満たされなかった幼少期を過ごすと、他人への不信感が強くなるばかりでなく自己肯定感も醸成されにくくなります。
(2)いじめや虐待などの体験から
何も悪いことをしていないのに、いじめられたり虐待を受けたりすると、他人に対する警戒心が強くなってしまいます。
常に警戒心を抱き続けるということは、非常にストレスです。そのストレスを避けようとする心理が、人間嫌いという性格を形成します。
(3)協調性を強いる教育から
産まれつきの気質で「ひとりで何かをすることが好き」という人もいます。
しかし、ひとりで家にいると親に「お友だちと遊んできなさい」と言われたり、入学や転校など節目において「お友だちたくさん作ろうね」などと言われたりするもの。
このようにそのような友だちと一緒にいることが好ましいことであるという教育を受け続けると、反動で大人になってから人間嫌いになることがあります。
(4)信頼していた人から裏切られた経験から
信頼していた人や愛していた人から裏切られ、酷く心が傷つく経験をしてしまうとそれがトラウマになることがあります。
このトラウマが癒されないと、人間嫌いが性格として定着することがあります。
次のページでは、人間嫌いの人に向いている仕事を紹介します。