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女性の一人暮らし費用の平均は1カ月約16万円!? 内訳を公開

山本麗子(ファイナンシャルプランナー)

首都圏と地方で、大きな差が出る項目は?

地方と都心では、かかる費用に大きく差が出る項目も存在します。首都圏で社会人女性が一人暮らしする場合、上記とどんな違いがあるのか確認しておきましょう。

家賃

都心での生活では、どうしても家賃が高くなってしまうもの。一番高い地域は東京都、一番安い地域は山口県で約3万円の金額差です。

ですが地方は家賃が安いといっても、『全国家賃動向』を見てみると「思ったより安くないかも……」という印象の地域もあります。

会社のある場所まで電車で通える、隣接する県に住んだほうがコスパがいい、といった場合もあるので、引っ越しの際は視野を広くして家探しをするのがおすすめです。

交通費

都心の生活での主な交通手段は電車やバスの場合がほとんど。会社までの交通費は会社が負担してくれる場合が多いので、都心では交通費を抑えられる可能性が高いです。

反対に車社会の地方では、ガソリン代や駐車場代がかさんでしまうことがあります。

物価

多くの費目に絡んでくることですが、都心と地方ではスーパーや薬局、個人店のレストランなどで物価の差が見られます。

ネットショッピングなら物価は関係ないので、都心の人はネットショッピングを活用してみましょう。

また、「〇〇ペイ」などのスマホ決済やキャッシュレス決済は、都心は進んでいるけれど地方ではまだ浸透していないのが現状。ポイント還元や割引キャンペーンがありお得なので、都心暮らしの人はキャッシュレス決済を使いこなしてみて。

ただし、政府が行っている「キャッシュレス・ポイント還元事業」は2020年6月30日までの期間限定なので注意しましょう!

次ページ:支出を抑えるには? 一人暮らしで貯金をするコツ

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