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女性の一人暮らし費用の平均は1カ月約16万円!? 内訳を公開

山本麗子(ファイナンシャルプランナー)

支出を抑えるには? 一人暮らしで貯金をするコツ

先程の表はあくまで生活費を算出したもの。実際は、上記にプラスして貯金もしっかりしたいところですよね。
そこで、生活費を抑えて貯金をするコツをご紹介。無駄遣いをチェックして、一人暮らしでもしっかり貯金できるベース作りをしましょう!

(1)先取り貯金をする

1カ月生活をして余った分を貯金に……という考えでは、なかなかうまくいかないのが現実。

なので、貯金する額を先に決めておいて、生活費を計算する前に貯金額を引いてしまいましょう。

目標は、給与の2割。ですが目標を達成できず挫折してしまっては意味がないので、最初は無理なく給与の1割からはじめてみてはいかがでしょうか。

(2)各費目の予算を設定する

上記のリストを基に、自分の生活費の目標予算を出してみましょう。

費目や予算は自分のライフスタイルを考えて設定すればOK。あとはその予算内でやりくりをすれば、赤字になるようになることはありません。

数カ月に一度予算を見直して、削減できる項目は削減をし、貯蓄に充てられる額を増やしていきましょう。

(3)固定費を抑える

毎月決まった額が出ていく、家賃、保険料、通信費などの固定費を抑えれば、毎月の生活費を大きく節約することができます。

家賃が高すぎる場合は引っ越す、スマホや保険のプランを見直すなどして、今の自分にベストな状態を保つようにしましょう。

節約できたお金を貯金に回せば、がんばらないでも貯蓄額が大幅アップ!

(4)ふるさと納税をする

数年前から話題になっているふるさと納税。税金が安くなるうえ、食品をお礼品とする地域を選べば食費も助かります。

「さとふる」や「楽天ふるさと納税」など、初心者でもわかりやすいサイトが増えているので、まだやったことのない人はチェックしてみて。

一人暮らしで貯金するコツは計画的な「予算組み」

『総務省家計調査2018』を基に算出したところ、女性の一人暮らしにかかる生活費は約16万円。住んでいる地域やライフスタイルによって前後する場合があるので、一度自分の生活費を見える化してみましょう。

何も計画せずに行き当たりばったりの生活をしていると、あっという間に予算を使い切ってしまう可能性大。しっかりお金と向き合って計画的に生活すれば、無理なく貯金ができるはずですよ!

(取材協力:山本麗子、取材・文:石部千晶)

※画像はイメージです

※この記事は2020年01月16日に公開されたものです

山本麗子(ファイナンシャルプランナー)

女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」所属ファイナンシャルプランナー。

ファイナンシャルプランナーとしてFP事務所に勤務し、ライフプランや保険相談などのキャリアを積む。お金の教養を高めて女性の内面から輝いてほしいという思いから、女性だからこその視点や経験をもとに実用的で役に立つ知識とお金の正しい扱い方について伝えている。

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