冬のペアルックコーデをお洒落に見せるコツ【イラスト解説】
「ペアルックは憧れるけれど、いい大人だからなかなか勇気がでない……」なんて人にオススメ! この冬真似したい、大人のペアルックコーデを、パーカー、ニット、アウターなどのアイテムごとに元ファッション誌ライターのエルメスさんが紹介してくれます。
恋人とのペアルックコーデ。年齢的にチャレンジしにくいという人も多いのではないでしょうか。
私も夫とペアコーデをするのですが、一歩まちがえてしまうと、いい大人が「若作り」した感じになってしまい、なんだかセンス良く見えないことも……。
我々アラサー世代がお揃いを楽しむためのコツとは? 今回は、大人カップル必見、失敗しない冬のペアルックのポイントを紹介します。
ペアルックをお洒落に見せる3つのルール
さっそく、大人向けのペアルックコーデの極意についてご紹介します。以下の3つのことを意識するだけでぐっと洗練され、大人でも浮かないペアコーデが完成します。
1.アイテムを丸かぶりさせない
まず、同じパーカーやブランドのもので完全に「一緒」のアイテムを着用するというのは避けましょう。まったく同じアイテムのサイズちがいを着ると、幼さが強調されてしまいます。
同じブランドや、同じアイテムを着用する場合は、
・同じデザインだけど色ちがいにする
・同じブランドだけど、デザインちがいにする
など少しだけパートナーと「外す」ようにしましょう。見る人が見ればわかる「ペア感」がセンスアップの秘訣なのです。
2.アクセサリーや小物類はチャレンジしやすい
アクセサリーや小物類、例えばスニーカーやハットなどをお揃いにするのが一番チャレンジしやすいパターン。
その際意識するといいのが、「パンチ」の効いたものをチョイスすること。
例えば私でしたら、真っ赤なスニーカーやオールブラックのスニーカーなど「人の目を引くようなアイテム」をお揃いにします。その際、服のコーディネートは、モノトーンやシンプルなアイテムを合わせて緩急をつけます。
そのほか、シルバーでゴツめのアクセサリーをお揃いにするなどもオススメです。
ペアルックをする際、ついシンプルなアイテムを選びがち。地味になりすぎてペアであることに気づかれないというデメリットがあるので、「味」のあるものを選びましょう。
3.色味の統一で世界観を作る
相性の良い色味があるのはみなさんもご存知のはず。黒×白、パステル×パステル、グレー×黒、茶×白など。
トップスとボトムスの「色の相性」を合わせるだけで、実は簡単にペアコーデにすることができます。同じ色味を用いたコーデは、2人の世界観を作り出し、手持ちのアイテムでも簡単にできるのでオススメです。
ただし、全身同じ色(オールブラックとオールブラック)などは圧迫感を生むので、抜け感を意識するのがベター。